WRCメキシコ:競技2日目を終えてトップはラトバラ – RALLYPLUS.NET ラリープラス

WRCメキシコ:競技2日目を終えてトップはラトバラ

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WRC第3戦メキシコは金曜日のステージを終えて、後方スタートの利を活かして快走を披露したフォルクスワーゲンのヤリ‐マティ・ラトバラが首位に立っている。

VOLKSWAGEN

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この日はSS4〜10までの計7SS。オープニングとなるSS4、54.21kmというロングステージでベストタイムをたたき出したのは出走順が後方のラトバラだった。SS2番手につけたヒュンダイのダニ・ソルドに対して22.1秒差という堂々のタイムで、総合順位でも首位に躍り出た。前日首位のセバスチャン・オジエ(フォルクスワーゲン)は、ラトバラと19秒差の総合2番手にドロップ。前日2番手だったヒュンダイのティエリー・ヌービルはこのSS4でマシンをヒットし、デイリタイアを決めた。

HYUNDAI

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続くSS5でもラトバラはベストタイム。15.36kmのステージでSS2番手のオジエに3.4秒差をつけて首位をキープした。SS6、レオンの市街地ステージではフォルクスワーゲンのアンドレアス・ミケルセンがこのラリーで初めてのベストタイムを獲得した。

午前中のステージを終えて、トップはラトバラ、2番手オジエ、3番手ソルド、4番手にミケルセン、5番手にはMスポーツのマッズ・オストベルグが浮上してきた。6番手にはヒュンダイのヘイデン・パッドンがつけている。

HYUNDAI

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サービスをはさんで、ラリーはSS4の再走となる54.21kmのSS7へ。ラトバラはふたたびベストタイムを獲得。SS2番手のオジエに10秒差をつけて、総合のタイム差を31.2秒と広げた。また、ここではSS3番手タイムのパッドンがオストベルグを逆転し、総合5番手に浮上した。続くSS8もラトバラの勢いは止まらず。オジエのタイムを0.5秒上まわるベストタイムをたたき出し、じわりとその差を広げた。

M-SPORT

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この日の最後を締めくくるのは、スーパーSSとなるSS9/10。SS9はラトバラ、SS10はオジエとソルドが同タイムで獲り、競技2日目を終えた。

競技3日目はSS11〜SS19の9SS。30km以上のSSが3カ所設定されており、ラトバラにとってはここで後続に差を広げておきたいところだ。SS11は日本時間5日の23:53スタート予定。

順位ドライバーマシンタイム/差
1ヤリ‐マティ・ラトバラフォルクスワーゲン・ポロR WRC1:48:00.0
2セバスチャン・オジエフォルクスワーゲン・ポロR WRC+32.1
3ダニ・ソルドヒュンダイi20 WRC+1:15.6
4アンドレアス・ミケルセンフォルクスワーゲン・ポロR WRC+1:46.7
5ヘイデン・パッドンヒュンダイi20 WRC+2:20.8
6マッズ・オストベルグフォード・フィエスタRS WRC+2:35.6
7オット・タナクフォード・フィエスタRS WRC+3:53.8
8マルティン・プロコップフォード・フィエスタRS WRC+4:56.3
9ロレンツォ・ベルテッリフォード・フィエスタRS WRC+5:11.3
10テーム・スニネンシュコダ・ファビアR5+5:43.7


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