コペッキーとシュコダのAPRCタイトルが確定 – RALLYPLUS.NET ラリープラス

コペッキーとシュコダのAPRCタイトルが確定

 

 APRC第5戦ラリー北海道では、ドライバーズ選手権で互角のタイトル争いに挑んでいたチームMRFのガウラブ・ギルとヤン・コペッキー(シュコダ・ファビアS2000)。しかし、ギルが初日リタイアで再スタートも叶わず、このイベントでノーポイントに終わったことから、コペッキーのドライバーズタイトルが確定した。

 また、シュコダも3年連続のマニュファクチャラーズタイトル獲得を決めている。

「マシンもチームも最高だった」というコペッキーは、イベント後に行われた記者会見で、来年もAPRCに戻ってきてくるかという質問に対し「去年はヨーロッパ選手権で今年はAPRC。チームはいろいろなところに挑んでいるからね。来年はアフリカかもしれないし、南米かもね」と笑いも交えた。

 一方、チーム監督のレーン・ヒーナンは「ヤンは、来たこともない国のイベントでも、すぐに流れをつかみ、シーズンを通してとても速さを見せてきた。彼のパフォーマンスはファーストクラスだ」と絶賛。「ガウラブのことは残念だったが、ふたりともタイトルに向けて猛プッシュしていたから、こうしたアクシデントも十分可能性があった。もちろん、起きては欲しくなかったが。中国では、ドライバーズ選手権1-2を目指していく」

 なお、今戦で2WDカップ優勝したマイケル・ヤング(プロトン・サトリアネオ)は、次の中国でフィニッシュを果たせば、タイトル連覇が決まる。



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