デイ3でアクシデントのラトバラに罰金裁定 – RALLYPLUS.NET ラリープラス

デイ3でアクシデントのラトバラに罰金裁定

©VOLKSWAGEN

ラリーモンテカルロのデイ3でコースオフした際、観客と接触していたことをチームからの連絡で伝えられたヤリマティ・ラトバラ。イベントのスチュワードは、安全確認を怠ったとしてラトバラに5000ユーロの罰金を科す裁定を下した。

この日ラトバラは、SS11でアクシデントが起きた状況を
「右コーナーの後にすごくスリッパリーな道をオフしてディッチに滑り込み、空き地に飛び出してしまった。エンジンからものすごい蒸気が上がり、ディッチからは泥が跳ね出したので視界が一瞬奪われた。観客が横にジャンプしたのが見えたので、ゆっくりドライブしながら道に戻った。このステージの後、チームから連絡があり観客と接触したことを伝えられた」と説明。観客と接触した事実があったことに対し、謝罪の意を表明していた。

罰金裁定に際し、ラトバラには今季中の執行猶予が与えられている。ラトバラとチームには抗議する権利が与えられていたが、この裁定を受け入れた。

この裁定に関してラトバラは
「コ・ドライバーのミーカ・アンティラと僕は、スチュワードの裁定を完全に受け入れる。スペクテイターと関係者の安全は、どんなラリーでも最優先でなくてはならない。ミーカと僕はこのアクシデントを本当に悔やんでいるし、今後、このような事が二度と起こらないように全力を尽くす。同時に、今回はスペクテイターへの影響が本当に軽く、深刻なことにならずによかったと思っている」

ラトバラは、SS11をフィニッシュしたが、SS12への到着が間に合わないと判断した時点でリタイアを決めている。



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