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昨年まで富士スピードウェイで開催されていた「RALLY FAN MEETING」が、今年は9月23日(祝)に岐阜県恵那市郊外の恵那笠置山モーターパークで開催された。今年で3回目の開催となるこのイベントには、これまでもトークショーやデモラン&同乗走行でおなじみの新井敏弘と勝田範彦に加え、昨年は車両展示のみだった奴田原文雄がデモラン&同乗走行に参加。また、新たに鎌田卓麻がカストロールカラーのシュコダ・ファビアR5とともに初登場した。
モータースポーツ実況でおなじみのピエール北川と、SUPER GTアンバサダーを務める星野奏がMCを勤めるこのイベントには、早朝から多くのラリーファンが来場。オーナーミーティングエリアには「早朝散歩」という名目で新井と勝田がねり歩き、レプリカカーを1台ずつ吟味。
午前中に行われたトークショーには新井、勝田、奴田原、鎌田の4人が登壇し、先日行われたラリー北海道のウラ話や、WRCラリージャパンでも走行する恵那ステージの特徴のほか、白系レーシングスーツの洗い方まで、MCのピエール北川と4人のトップドライバーによる爆笑トークが連発した。
午後のトークショーには、昨年のJN-2クラスを制した三枝聖弥をはじめ、長尾綱也、兼松由奈、及川紗利亜の若手ドライバーたちが登場。ラリーを始めたきっかけや、これからの目標などフレッシュなトークが繰り広げられた。デモラン&同乗走行では、新井、勝田、奴田原、鎌田のほかに、三枝、長尾、及川、そしてラリーレイドやオフロードレースで活躍する塙郁夫が本番車のトヨタ・フォーチュナーで登場。午前と午後で延べ128名という多くのラリーファンが、迫力ある走りを助手席から満喫した。
選手とファンとの距離が近く、フレンドリーに交流することができるこのイベントは、今回も来場者だけではなく参加した選手たちも笑顔が溢れるイベントとなった。