
©Keiko Ito
2025年WRC第9戦フィンランドのレッキを終えたTGR WRCチャレンジプログラム3期生の後藤正太郎に意気込みを聞いた。前戦エストニアでは4位入賞。WRC3での表彰台はまだないものの、ホームラリーでの巻き返しを図りたいところだ。
──今回、レッキはどうでしたか?
レッキは去年もやったので覚えている道が結構あったんですけど、エストニアと比べてフィンランドの方が圧倒的にトリッキーだと思います。
──同期の松下選手が前回エストニアで良い結果を出しました。どの程度プレッシャーになるものですか?
前回に関しては最終順位を特別に重要視するのではなく、ステージタイムを見たら悪くはなかったので、それはまったくプレッシャーには感じていないです。
──今回最も学ばなくてはならないと思っているのはどういう点ですか?
今回は台数が多いのと、道がかなり特殊なので、最初からプッシュするとエストニアよりひどい結果になりそうなので、最終日まで走り抜くためのペース配分をきちんと学びたいところです。
──直近のライバルは誰ですか?
ライバルですか……難しいですね……。フランス人のクリオに乗っているドライバーたちの動向に注目しています。今回クリオのワークスドライバーが出ているので、そこには負けたくないです。
──今回の目標を聞かせてください。
まず大きなミスなく完走することで、最終的に速い道を良いリズムで走れたら良いなと思っています。
(Keiko Ito)