
©勝利を喜ぶ奴田原文雄選手(右)と東駿吾選手/THE YOKOHAMA RUBBER
7月4日〜6日に北海道虻田郡ニセコ町で開催された全日本ラリー選手権第5戦2025 ARK ラリー・カムイ(グラベル)で、横浜ゴムのADVAN A053を装着したトヨタGRヤリス・ラリー2で参戦した奴田原文雄/東駿吾が最高峰クラスのJN-1で優勝を飾った。奴田原にとってはGRヤリス・ラリー2での初勝利、東にとってはトップカテゴリーでの初優勝となった。
今季最初のグラベルラリーとなった今回のカムイは、例年以上に路面が荒れアクシデントも続出したが、奴田原は終始安定して好ペースを披露してSS2で首位に立つと、最後まで危なげない走りでリードを守り切った。
(以下、発表リリース)
横浜ゴムの「ADVAN」装着車が「全日本ラリー選手権」第5戦の最高峰クラスJN-1で優勝
横浜ゴム(株)のグローバルフラッグシップタイヤブランド「ADVAN(アドバン)」装着車が7月4日(金)~6日(日)に開催された「全日本ラリー選手権」の第5戦「2025 ARK ラリー・カムイ」(北海道ニセコ町)において、最高峰のJN-1クラスで優勝しました。装着タイヤはラリー・ダートトライアル用タイヤ「ADVAN A053(アドバン・エイ・ゼロゴーサン)」で、グラベル(未舗装路)での高い走破性を武器に勝利をサポートしました。
優勝したのは奴田原文雄選手/東駿吾選手組(参戦マシン:ADVAN KTMS GRヤリスRally2)です。レース初日はライバル達がマシントラブルで苦戦する中、冷静かつ攻めの走りで7ステージ中4ステージのベストタイムをマーク。2位に28.6秒差をつけて初日を終えると、2日目も4ステージ中2ステージでトップを獲得してリードを広げ、最終的には55.8秒差をつけて今シーズン初勝利をあげました。同チームを含め「ADVAN」装着車は残り3戦でより多くの勝利を目指します。
「全日本ラリー選手権」は国内ラリー競技の最高峰シリーズで全国各地を舞台に全8戦開催されます。昨年、「ADVAN」装着車はJN-3クラスとJN-4クラスにおいてシリーズチャンピオンを獲得し、両クラスともに2連覇を成し遂げています。
横浜ゴムは2024年度から2026年度までの中期経営計画「Yokohama Transformation 2026(YX2026)」(ヨコハマ・トランスフォーメーション・ニーゼロニーロク)のタイヤ消費財戦略において高付加価値品比率の最大化を掲げ、グローバルフラッグシップタイヤブランド「ADVAN」、SUV・ピックアップトラック用タイヤブランド「GEOLANDAR(ジオランダー)」、「ウィンタータイヤ」、そして18インチ以上のタイヤの拡販に取り組んでいます。その中で、モータースポーツ活動を「ADVAN」「GEOLANDAR」のブランド価値向上の場と位置付け、トップカテゴリーからグラスルーツカテゴリーまでグローバルでの多岐にわたるモータースポーツ競技に参戦しています。