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ERCスカンジナビア:ラリー2マシンはマックス・マクレーなど20台

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今週開催されるERC第3戦ロイヤル・ラリーオブスカンジナビア(スウェーデン、グラベル)には、ラリー2マシンが20台揃う。そのうちの1台、TRTラリーチームが走らせるシトロエンC3ラリー2をドライブするのが、マックス・マクレーだ。コリン・マクレーを伯父に持つ20歳のマクレーは、ラリー2マシンでERCに参戦するのは、これで2回目となる。

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前戦ラリーハンガリーを制したルーペ・コルホネン(トヨタGRヤリス・ラリー2)、選手権リーダーのミコ・マルチェク(シュコダ・ファビアRSラリー2)、マッズ・オストベルグ(C3ラリー2)などもERC1部門に参戦する。

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地元スウェーデンの人気ドライバー、オリバー・ソルベルグは、WRC2部門にエントリーしているWRCサルディニアのテストのために参加できず、イベント3連覇は実現できなくなった。一方、叔父で52歳のヘニング・ソルベルグは、ファビアRSラリー2で登場する。

一方、今季のERC全8戦にフル参戦を表明している元F1レーサーのヨス・フェルスタッペン(ファビアRSラリー2)は、グラベル路面での走りを学び続けることになりそうだ。

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F1チャンピオンであるマックスの父でもあるヨスは、今季はグラベルラリーに3回参戦することになるが、今月上旬のラリーハンガリーでは自身2度目のグラベルラリーでパンク2回、スピン1回、ジャンクション通過1回などの試練を乗り越え8位でフィニッシュした。

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「フィニッシュすることが重要。学ぶことがたくさんあるからね」と語るヨスは、現在53歳。マックスには、第一子リリーが生まれており、祖父になったばかりだ。
「グラベルはまたレベルが違うが、とても楽しんでいる。ハンガリーはすごくラフなコンディションだったし、どれくらいプッシュできるのかやノートのことなど、とてもタフな作業だった。でも、とにかくステージの知識を身に付けて、適切なノートを作らなくてはならないし、様々なことに取り組んでいる。何も問題ないよ」

5月17日には、ベルギー選手権のオールターマックラリーでは、全12SSを制して優勝したばかりのヨスは、初めてラリーオブスカンジナビアに挑む。
(Graham Lister)



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