
©TGR WRT / McKlein
WRC第3戦サファリ・ラリーケニアで今季2勝目をマークしたトヨタのエルフィン・エバンス。この時点で選手権争いでは36ポイントのリードを築き、第3戦時点でのWRCでのリードとしては最多記録を更新した。エバンスは、開幕戦のモンテカルロで2位、第2戦スウェーデンでは優勝を勝っている。
今季はポイントシステムが再び改訂され、土曜日までの順位によるポイントは廃止した一方で、日曜日単独の順位に対するスーパーサンデーポイントを、配分比率を下げた上で継続。さらにパワーステージでの単独順位によるポイントも継続された。サファリを優勝したエバンスは、スーパーサンデーは4位で2ポイントを獲得。パワーステージは6位タイムでポイントは逃したが、週末を通して合計27ポイントを獲得し、2位のオィット・タナック、3位のティエリー・ヌービルを4ポイント上まわり、リードを広げた。
第3戦終了時点でのポイントリード歴代記録トップ6*
2025年 エルフィン・エバンス 36ポイント
2016年 セバスチャン・オジエ 35ポイント
2015年 セバスチャン・オジエ 34ポイント
2013年 セバスチャン・オジエ 31ポイント
2022年 カッレ・ロバンペラ 29ポイント
2010年 セバスチャン・ローブ 25ポイント
*注:ポイント配分の規定は年々変化している
(Graham Lister)