WRCチリ:カッレ・ロバンペラ「本当にいい気分」日曜日コメント集 – RALLYPLUS.NET ラリープラス
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WRCチリ:カッレ・ロバンペラ「本当にいい気分」日曜日コメント集

©TOYOTA

WRCラリーチリ(グラベル)、フィニッシュ後の各ドライバーからのコメント(抜粋)。前日から一転してトリッキーなコンディションとなった日曜日に、絶妙なタイヤ戦略で一気に首位に浮上したカッレ・ロバンペラ。グラベル路面でのマシンにも手応えを感じ、会心の勝利といった満足感を語った。

*カッコ内は順位の前日比
*獲得ポイントは 木〜土+日曜日+パワーステージ=合計の順に明記

[トヨタ・ガズーレーシングWRT]
トヨタGRヤリス・ラリー1ハイブリッド

■カッレ・ロバンペラ/総合優勝(=)
日曜日単独順位:2位
パワーステージ順位:2位
獲得ポイント:18+6+4=28
「本当に気分のいい勝利。タフな週末だったし、優勝争いをしているのは、気分がいい。天気やらいろいろなことで、どの段階も簡単ではなかったが、いい仕事ができた。金曜日はやりにくかったが、大きなミスなくやり過ごしたし、コンディションが難しくなってからは、差を広げることができた。最終日もプッシュすることが重要だったし、チームメイトとマニュファクチャラーズ選手権に向けて本当に重要なポイントをマークすることができたから、すごく満足していいと思う。チームには心から感謝している。この週末、マシンは本当に強かった」

■エルフィン・エバンス/総合2位(=)
日曜日単独順位:3位
パワーステージ順位:5位
獲得ポイント:15+5+1=21

TOYOTA

「最初から最後まで、なんだかんだでいい週末だった。いいパフォーマンスも見せられたし、チームのためにも素晴らしいリザルトを収められたので、その一翼を担えてうれしい。昨日はコンディションは自分たちの好みではなかったが、カッレは素晴らしい戦略で本当にいい走りをしたので、賞賛する。最終日はコンディションがさらにウエットになって、辺りには霧も出ていたが、トラブルなくクリーンに対応し、それでもまずまずの速さを出せた。このリザルトでマニュファクチャラーズ選手権に後押しになるし、一年の最後までこの流れを続けていけるよう集中しなくてはならない」

■サミ・パヤリ/総合6位(=)
日曜日単独順位:7位
獲得ポイント:6+1+0=7

TOYOTA

「このラリーのフィニッシュまでたどりつけて、本当にうれしい。またこの素晴らしいマシンをドライブできるのは、本当に喜びでしかなかったので、チームに感謝したい。金曜日はかなりいい内容で、ペースも見せられた。あとの2日間はトリッキーなコンディションで学ぶことが多かったが、これもゲームのうち。このラリー全体を安全に走り切るのが一番のプランだったので、それができたのはうれしいし、少なくともステージによってはいいペースも見せられた。セントラルヨーロッパも、また新しいチャレンジでたくさんのことが学べるので、待ち切れないよ」
*マニュファクチャラーズ選手権対象外

■セバスチャン・オジエ/総合36位(↑)
日曜日単独順位:1位
パワーステージ順位:1位
獲得ポイント:0+7+5=12

TOYOTA

「ポジティブな形で週末を終えられてうれしいし、今日はマニュファクチャラーズ選手権の可能性が戻ってきたことに貢献できた。前日までの自分のミスで大きな犠牲になってしまったことは、まだ残念に思う。走り切ったステージのほとんどではベストタイムで、素晴らしい速さを見せていたからね。でも、ラリーではそれでは足りないんだ。すべてをまとめなくてはならないが、自分たちは今回、それができなかった。マシンをドライビングするのはとても楽しかったし、マシンを改良するために努力してくれたチームに感謝したい。こんなにグラベルでいい感じだったのは初めてだ。正しい方向に向かっているし、ラリージャパンまで、プッシュを続けていく」

[ヒョンデ・モータースポーツ]
ヒョンデi20Nラリー1ハイブリッド

■オィット・タナック/総合3位(=)
日曜日単独順位:4位
パワーステージ順位:3位
獲得ポイント:13+4+3=20

HYUNDAI

「この週末、大量のポイントを獲得するのは難しい。金曜日にオジエがトラブルに見舞われたのは、自分たちにとっては少しラッキーだったが、それ以外は、トヨタ勢と張り合えることは一切できなかった。自分たち的には精いっぱいのラリーチリで、できる限りのすべてを獲得した。これからターマック2戦だが、通常の状況なら自分たちの走行順は有利になるはず。マニュファクチャラーズ選手権の戦いはまだ終わっていないが、必死に取り組まなくてはならない」

■ティエリー・ヌービル/総合4位(=)
日曜日単独順位:5位
パワーステージ順位:4位
獲得ポイント:10+3+2=15

HYUNDAI

「タフな週末で、天気によるコンディションがさらにチャレンジングにさせた。土曜日以降は、セッティング面やステージの性格については自分たち的には少しよくなり始め、自信が高まりまずまずのリズムもつかめた。大きなリスクを負う必要はなく、とにかく自分たちのポジションを確保するだけだった。パワーステージでは少しプッシュしたが、霧がかかっているコーナーがいくつかあって、貴重なタイムをロスしてポイントも失ってしまったが、今日を終えて結果には満足だよ」

■エサペッカ・ラッピ/SS15でラリーリタイア

HYUNDAI

「自分たちに流れがなかった週末だね。最終日は、前夜の雨でコンディションがさらにチャレンジングになり、低い雲が視界にも影響を与えた。トンネルの出口は見えてきたが、今日はアタックしてポイント獲得をかき乱すことだったのに、それができなかった。最後に、15年間をともに過ごしたヤンネに感謝したい。始めた時は、お互いに新人で、一緒にプロになるまで上り詰めてきたが、その旅もこれでおしまい。ラリーカーでまた一緒に座ることもあると思うが、プロとしての活動ではない。彼は、チームの中でも一番笑い声が大きいんだ。彼の姿が見えなくても、めちゃくちゃ遠いところからでも彼の声が聞こえるよ。彼のジョークとユーモアが恋しくなるね」

[Mスポーツ・フォードWRT]
フォード・プーマ・ハイブリッド・ラリー1

■アドリアン・フルモー/総合5位(=)
日曜日単独順位:6位
獲得ポイント:8+2+0=10

M-SPORT

「これが今季最後のグラベルステージで、悲しい気分。すごく楽しめたし、初めてのチリも楽しかった。金曜日のことは本当に残念だが、ポイントも獲れたし、総合5位でフィニッシュできた。すごく満足しているし、アレックス(コリア、コ・ドライバー)にも感謝している」

■グレゴワール・ミュンステール/総合7位(=)
日曜日単独順位:8位
獲得ポイント:4+0+0=4

M-SPORT

「金曜日は本当にポジティブだったと思う。走行経験があるラリーなら、ほかとも張り合えるということをみんなに示せた。土曜日の午前は自分的には残念だが、このレベルで自信がなければ、仕方がない。今年最後のグラベルステージを心から楽しんだよ」

■マルティンス・セスクス/総合24位(↑)
日曜日単独順位:9位
獲得ポイント:3+0+0=3

M-SPORT

「リヤウイングなしでここのステージを走るのは、オススメしないね。ここに来られて、心から喜びを感じた。この機会を与えてくれたMスポーツとWRCプロモーターに、心から感謝したい。これが最後ではないことを、心から願っている。いつか戻ってこられたら、すごくうれしい。本当にアメージングな経験だった。この週末、たくさんのことを学んだ。ハードだったが、今後に向けてとても有意義だった」
*マニュファクチャラーズ選手権対象外



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