WRCポルトガル:ヒョンデからダニ・ソルドが今季初登場 – RALLYPLUS.NET ラリープラス

WRCポルトガル:ヒョンデからダニ・ソルドが今季初登場

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今週開催されるWRC第5戦ラリーポルトガル(グラベル)に、ヒョンデはレギュラードライバーのティエリー・ヌービル、オィット・タナックに加え、ダニ・ソルドを3台目のヒョンデi20Nラリー1ハイブリッドのドライバーとしてエントリーさせる。ソルドとコ・ドライバーのカンディード・カレラがWRCに参戦するのは、今季初めて。

ドライバーズ選手権では、わずか6ポイントのリードながら首位でこのポルトガルを迎えるヌービル。ポルトガルでは、2018年に勝利を飾っている。
「ポルトガルで成功を収めるためには、いつも同じ要素が求められる。一貫性、いいセッティング、そしてマシンに対する自信だ」とヌービル。
「道のコンディションや走行順でも、パフォーマンスに大きな違いが生まれる。雨が降れば自分たちは速く走れるが、ドライになれば苦戦するだろう。みんなステージを熟知しているからね。イベント前テストでのマシンの動きには満足しているので、スリッパリーなコンディションでもプッシュできる自信が得られるようなセッティングを見極めることに専念する。複合コーナーでは、より精確なマシンが求められるが、ケニアでつかんだようなトラクションも必要だ。自分たちの目標は、金曜日と土曜日にまずまずのパフォーマンスを披露して、日曜日に最大限のポイントを獲得すること。ポディウムの頂点でフィニッシュしたいね」

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翌2019年にポルトガルを制したのは、チームメイトのオィット・タナック。前戦クロアチアでは4位フィニッシュを果たし、ヒョンデに復帰した今季、徐々に勢いをつかみ始めている。
「クロアチアを終えて、またラフな路面を迎えるのはうれしい。ポルトガルは、とても楽しめるラリー。楽しみにしているイベントだ」とタナック。
「速度域が高く、通常、1回目の走行はスムーズで2回目はとてもラフになる。この時期から温かくなり始めるので、ポルトガルはマシンやタイヤにかなりチャレンジングになる最初のラリーだ。柔らかい道では深い轍が掘られることもあるので、1ループ目と2ループ目が対照的になる。すでにイベント前テストを行ったが、取り組むべきことがまだあるのは間違いない。でも、ハードにプッシュすることを心から楽しみにしている」

スペイン出身のソルドにとって、ポルトガルは地元同然のイベントであり、過去7回、ポディウムに上がっている。
「このマシンにまた乗れることがとても楽しみ。特に、ポルトガルだからね。ドライバーにもスペクテイターにも、特別なラリーだ」とソルド。
「気温やステージの性格の上で、マシンにとって独特のチャレンジ。適切なセッティングを見つけることが、ポルトガルでいい走りをする鍵になる。イベント前テストでは、完璧なセッティングを見つけるためにたくさん作業を行ったので、この週末はハードにプッシュしていける。今季は、スポット参戦組の強豪が多いので興味深いことになりそうだし、このようなグラベルでは走行順も重要な要素になるので、後方スタートはクリーンなラインで思い切りプッシュできる。自分の気持ちとしては最終目標は勝つことだが、チームのためにできる限りたくさんポイントを獲得したい」



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