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ダニ・ソルドがヒョンデからパイクスピークに初挑戦

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6月23日に米国で開催されるパイクスピーク・インターナショナルヒルクライム(PPIHC)に、ダニ・ソルドがヒョンデから出場することとなった。ヒョンデとしては2018年以来の参戦となり、ソルドがPPIHCに参戦するのはこれが初めてとなる。ヒョンデは4台をエントリーしており、ソルドのチームメイトは、イベントで通算11勝をマークしているポール・ダレンバッハ、通算4勝のロビン・シュートが発表されている。なお、4人目のドライバーについてヒョンデは「後日発表」とのこと。

米国コロラド州のコースに挑むのは初めてとなる現在40歳のソルドだが、地元スペインではヒルクライムイベントの常連としても知られている。

ヒョンデのティル・バルテンベルクは「パイクスピークは、今でもモータースポーツ界にとって独特な試練のひとつとなっている。長年、このイベントへの挑戦がリスペクトされているのは、この山の厳しさが決して和らぐことがなかったからだ。天候が変わりやすいためクリーンな走りをすることが極めて難しく、このコースを攻略するためにはすべてが完璧でなくてはならない。記録を破るためには、膨大な準備とともにほんの少しの運が求められる。パイクスピークに向かうことで、4台のヒョンデが持つ不屈の精神が証明されるだろう」と語る。

米国ヒョンデのボス、ランディ・パーカーは「ヒョンデは30年前からこのイベントに参加しており、豊富な歴史を誇っている。ヒョンデのエンジニアリングと経験だけでなく、多くの専門家の力を駆使している」と自信を見せる。

ヒョンデのPPIHC参戦のチーム運営を担うのは、ブライアン・ハータ・オートスポーツで、使用する車両については近日中に決定するとしている。現在はオールターマックのコースで争われるPPIHCは、156のコーナーをクリアしながら12.42マイル(約19.99km)を駆け上がっていく。過去のイベント勝者には、ミシェル・ムートン、アリ・バタネン、セバスチャン・ローブらが名を連ねている。
(Graham Lister)

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