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スバル/STI、2024年のSUBARU BRZ GT300をシェイクダウン。ゲスト向けにサーキットサファリも実施

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スバル/STIは、2月28日(水)に富士スピードウェイにて、2024年シーズンのSUPER GT GT300クラスに参戦するSUBARU BRZ GT300のシェイクダウンを実施。すでに東京オートサロンで体制発表されたとおり、スバルで10年目を迎える井口卓人と山内英輝のコンビがステアリングを握った。

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21年シーズンに新型BRZでシリーズチャンピオンとなり、22年もシリーズ最終戦までチャンピオン争いを繰り広げたものの、昨シーズンは最後までチャンピオン争いに加われなかったスバル/STI。全戦でポイントを獲得し、チャンピオン奪還を目標として24年シーズンに臨む。

車両開発面ではダウンフォース増加と走行抵抗の低減のための空力性能向上と、コーナーリングスピードを上げるためシャシー性能の向上を掲げ、新開発のタイヤにしっかりと合わせ込むことが目標だという。またエンジンは、昨年よりSUPER GT GT500クラスに導入され、GT300クラスでも導入が検討されているカーボンニュートラル燃料への対応策も投入しながら、さらなる信頼性向上を図るという。また、シリーズ開幕まで行われる公式テストなどを通じ、さらなるアップデートを導入していく予定だ。

チームを率いる小澤正弘総監督は「昨シーズンは優勝がなく、シリーズでの成績に結びつかなかったのですが、チームプレーではシーズンを通して考えると非常にいい仕事ぶりを見せることができました。多くのファンに応援していただいていますので、声援を力にチャンピオンを獲りにいきたいです」とコメントした。

シェイクダウンの専有セッション中には、ゲスト、スポンサー、メディア、クルー向けに、BRZ GT300が走行するコースをバスに乗って同時に走行するサーキットサファリイベントを実施。セッション中のドライブは山内が担当し、バスには井口が同乗。ピットで無線と連絡をとりながら、富士スピードウェイやマシンのついて説明をする特別なイベントとなった。

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SUPER GTは、3月に行われる2度の公式テストを経て、4月13日~14日に岡山県の岡山国際サーキットで開幕する。



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