ランチア・ラリー037のWRC制覇を綴った映画「RACE FOR GLORY」がアメリカとカナダで公開 – RALLYPLUS.NET ラリープラス

ランチア・ラリー037のWRC制覇を綴った映画「RACE FOR GLORY」がアメリカとカナダで公開

©LANCIA

1983年、後輪駆動のランチア・ラリー037が4WDのライバルを凌いでWRCを制した実話を描いた映画「RACE FOR GLORY」が、1月5日にアメリカとカナダで公開となる。3月にはイタリアでも公開される。

ランチアのブランドCEO、ルカ・ナポリターノは「ランチアとランチア・ラリー037が『RACE FOR GLORY』の主役に選ばれたことを誇りに思う」とコメントを寄せる。
「ランチア・ラリー037は、先鋭的なフォルムとエレガントで唯一無二のデザインが融合し、ブランドスピリットを完璧に体現したクルマだ。1983年のWRCチャンピオン獲得のように、何が立ちはだかろうとも、それを克服できるクルマとして生命を吹き込まれた。ランチアは、いつの時代もラリーで最も成功を収めたブランドであり、ランチア・ラリー037がその後の車両デザインに影響を与えた9台のうちのひとつであることも偶然ではない」

「『RACE FOR GLORY』は、イタリア人の成功を収めた素晴らしい物語だ」と語るのは、チェザーレ・フィオリオ役を務めたイタリア人俳優、リッカルド・スカマルチョ。
「ランチア・スクアドラ・コルセの、イタリア人魂と情熱のおかげで、専門家と愛好家で構成された実に小さなチームが、技術的に優位な大企業を打ち負かす。チェザーレ・フィオリオは、情熱と最高の技術を駆使して不可能を可能にした男なんだ」

「RACE FOR GLORY」は、1983年のWRCで、チェザーレ・フィオリオ率いるランチアチームの、ダビデ対ゴリアテ(聖書に登場する巨人兵士に立ち向かう羊飼い)を彷彿とさせる実話をもとに、ランチア・ラリー037の強敵との戦いを描く。物語の中心となるのは、チェザーレ・フィオリオとドイツ人ドライバーのバルター・ロールだ。

ロールはまさに1983年、ランチア・スクアドラ・コルセに加入。ドライバー、エンジニア、チームの全テクニシャン、デザイナーの驚くべき技術によって、ランチアは並外れた成績を残し、1983年10月7日のサンレモラリーで、2WDとしては現時点で最後となるWRCタイトル制覇を達成。このラリーでは上位5台中、4台をランチアが独占した。このサンレモでの勝利は、ランチアブランドにとっての黄金期の幕開けとなり、英雄のように戦う姿は、エンスージアストの心と目に残る存在となった。

映画の撮影は2023年5月中旬に、イタリアとギリシャで行われた。



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