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全日本ラリー高山:シーズン最終戦でJN-1とJN-2が注目のタイトル決戦。恒例の高山市内リエゾンも

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全日本ラリー選手権最終戦ラリーハイランドマスターズ(ターマック)は、10月17日〜19日、岐阜県高山市を拠点に開催される。今季は、JN-1クラスとJN-2クラスのタイトル争いが混戦となり、このシーズン最終戦まで決戦が持ち込まれており、注目の一戦となる。

JN-1クラスでタイトルのチャンスを残しているのは開幕2連勝を飾った勝田範彦(110.4ポイント)、前戦久万高原で今季初勝利を飾りタイトルに望みをつないだヘイキ・コバライネン(105.5ポイント)、安定してポイントを重ねポイント係数の高いグラベルで一勝もマークした奴田原文雄(100.1ポイント)のトヨタGRヤリス・ラリー2勢に、シュコダ・ファビアR5でここまでに3勝をマークしている現王者の新井大輝(100ポイント)を加えた4人。ベスト6戦分が有効となり、上記のポイント数は現状の有効ポイント数だ。今回の高山は、舗装路面で総ステージ距離が100kmを下回っているため、係数は1.0。レグポイント3を加えた一戦で獲得できる最大ポイントは23となる。高山の順位、レグ順位(今回の場合は日曜日の単独順位)のほか、高山を終えた時点で消滅するポイント数まで影響するため、最終ステージまで行方が分からない可能性が高い混戦だ。

同様にJN-2クラスは、すでにMORIZO Challenge Cup(MCC)のタイトルを決めている大竹直生(98.2ポイント)、昨年のMCC王者である山田啓介(93ポイント)、昨年はこのふたりとMCCで鎬を削りあった貝原聖也(90.5ポイント)の3人がタイトルの挑戦権を残している。

Rd.1Rd.2Rd.3Rd.4Rd.5Rd.6Rd.7Rd.8合計有効
三河湾唐津飛鳥群馬カムイ北海道久万高原高山
係数1.0係数1.2係数1.0係数1.0係数1.5係数1.5係数1.2係数1.0
JN-1
1勝田 範彦222714131915.4110.4110.4
2Heikki Kovalainen1820181725.527107.5105.5
3奴田原 文雄13121083322.59.6108.1100.1
4新井 大輝321233320100100
JN-2
1大竹 直生1014.4633304.898.298.2
2山田 啓介2332323219393
3貝原 聖也19151794.52690.590.5

ラリーは18日(土)、高山市位山交流広場に設置されるサービスパークを8時20分にスタートした後、高山市役所で午前9時頃からセレモニアルスタートを実施。この後、高山市内をリエゾンで走行し、SSに向かう。サービスパークとセレモニアルスタートの観覧は無料だ。また、18日と19日(日)の両日とも、ひだ舟山リゾートアルコピアにステージ観戦エリアが設けられる。こちらは観戦料金が必要となる。詳細、最新情報は大会公式サイトで確認を。

第52回M.C.S.C.ラリーハイランドマスターズ2025 supported by カヤバ 大会公式サイト観戦案内
https://mcsc-rally.net/highland-masters/spectators



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