TGR、全日本ラリーに新設の若手育成カテゴリーの車両規定を公開、参戦条件も緩和 – RALLYPLUS.NET ラリープラス

TGR、全日本ラリーに新設の若手育成カテゴリーの車両規定を公開、参戦条件も緩和

©Toyota Gazoo Racing WRT

TOYOTA GAZOO Racingは10月18日、すでに発表していた2024年の全日本ラリー選手権内のJN-2クラスにサブカテゴリーとして新設する『TOYOTA GAZOO Racing若手育成カテゴリー(仮称)』の車両規定を発表した。WRCで活躍できる日本人若手ドライバーの発掘・育成を目的としたプログラムで、使用車両はGRヤリス(1.6リッターターボエンジン+GR-FOUR搭載車)を用い、車両規定はJN-2規定をベースにする一方で、参戦コスト抑制とイコールコンディションを目的として改造範囲を限定する。

また、前回の発表では25歳以下としていた参戦条件については、WRCだけでなく全日本ラリー選手権の上位クラスへのステップアップも考慮し、一部条件付きで29歳以下の参戦も可能とするとしている。
(以下、発表リリース)


TOYOTA GAZOO Racing、2024年全日本ラリー選手権における
若手ドライバー育成カテゴリーの車両規定(暫定)を公開

TOYOTA GAZOO Racing(以下、TGR)は、9月8日付けで立ち上げを発表した「TOYOTA GAZOO Racing若手育成カテゴリー(仮称)※1」の車両規定(暫定)を公開しました。
※1:正式呼称は別途発表いたします

当カテゴリーは、FIA世界ラリー選手権(WRC)で活躍できる日本人若手ドライバーの発掘・育成を目的として、全日本ラリー選手権のサブカテゴリ―として設置。使用車両はGRヤリス(1.6リッターターボエンジン+GR-FOUR搭載車)を用い、車両規定はJN-2規定をベースとしつつも参戦コスト抑制とイコールコンディションを目的として改造範囲を限定します。参戦をご検討される方は、下記の車両規定をご参照の上、車両準備をお願いします。

また、9月8日付リリースでは、ドライバーの参戦資格(年齢上限)を25歳以下と発表しましたが、WRCのみならず全日本ラリー選手権の上位クラスへのステップアップも考慮し、一部条件付き※2で29歳以下の参戦も可能とします。参戦者には当カテゴリー独自のシリーズポイントを付与し、シリーズを通じた賞典贈呈や年間成績優秀者へのフィンランドでの走行チャンスの付与を予定しています。シリーズへの参戦申し込みは11月に改めてご案内します。
※2:TGRラリーチャレンジ優勝もしくはシリーズクラス3位以上の経験、地方選手権入賞経験、全日本ラリー参戦経験

将来、世界のラリーフィールドでの活躍を夢見る若手ドライバーとその挑戦を支えるチームの皆様の参戦表明をお待ちしています。

■車両規定
URL: https://toyotagazooracing.com/-/media/TMC/tgr/jpn/contents/jrc/pdf/2023/tgr_2023_sharyou_kisokusho_001.pdf



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