WRCアクロポリス:ヌービル「3速まで全開にすることができなくなった」金曜日コメント集  – RALLYPLUS.NET ラリープラス

WRCアクロポリス:ヌービル「3速まで全開にすることができなくなった」金曜日コメント集 

©Hyundai Motorsport GmbH

WRCアクロポリス、金曜日終了後の各ドライバーからのコメント(抜粋)。マシントラブルに見舞われた選手も多く、ティエリー・ヌービルは、SS6でギヤトラブルを抱えながらも、午前中に築いたトップの座をキープしてこの日を終えている。
(カッコ内は順位の前日比)

[ヒョンデ・モータースポーツ]
ヒョンデi20 Nラリー1ハイブリッド

■ティエリー・ヌービル/総合首位(↑)
「SS6以前のステージからトランスミッションに問題があったが、SS6スタートで、3速まで全開にすることができなくなり、かなりのタイムロスとなった。その後もリヤのディファレンシャルから異音がしていたが、幸いフィニッシュまでたどり着けた。明日については、タイヤ選択が最大の問題だ。週末が終わって良い結果を得られるように適切な判断をしたい」

■エサペッカ・ラッピ/総合5番手(↓)

Hyundai Motorsport GmbH

「SS4の停止線に来たときに冷却水圧低下の警告に気付いた。ダメージを受けた前後のラジエーターからの水漏れであることがわかり、何とかフロントは対処できたが、リヤまでは対応できなかった、ステージフィニッシュごとに水を足したり、リエゾンでレストランの店前に蛇口を見つけたので水を補充させてもらって走行を続けた」

■ダニ・ソルド/総合7番手(↓)

Hyundai Motorsport GmbH

「レッキ時からコンディションが変わっていて、どこがぬかるんだままの場所なのか見分けるのに苦労した。最後のステージのブレーキングでストールしたりもしたが、それよりもトリッキーなコンディションでペースが上げられなかった方が問題。例年のように路面が早くドライになって欲しい」

[トヨタ・ガズーレーシングWRT]
トヨタGRヤリス・ラリー1ハイブリッド

■セバスチャン・オジエ/総合2番手(↑)

Toyota Gazoo Racing WRT

「(久しぶりの参戦で)少し走ったら、100%のレーシングスピードを取り戻せた。路面は難しいところは残っていたものの、路面が早く乾いてくれたのは幸いした。狙っていたトップに近い位置につけているので順調だが、最長ステージとラフなコンディションが控えている明日も、同じような位置に付けることが必要だ」

■カッレ・ロバンペラ/総合3番手(↓)

Toyota Gazoo Racing WRT

「SS3のような濡れてマディな状態ではいいタイムを出せたが、ステージは期待した以上に乾いてしまい、掃除役をする羽目になってしまった。午後最後のステージではかなりのタイムロスがあったと思う。明日は出走順が良くなるが、コンディションの大きな変化の可能性にも注意しないといけない」

■エルフィン・エバンス/総合4番手(↑)

Toyota Gazoo Racing WRT

「午後の日差しでぬかるみが乾き、想定よりコンディションはかなり良くなった。1日を通して慎重になりすぎたかもしれないが、今日の最終ステージでは、うまく順位を上げることができた。まだ週末を通して難コンディションや多くの距離が残っているので、頭を使ったドライビングをしないといけない」

[Mスポーツ・フォードWRT]
フォード・プーマ・ハイブリッド・ラリー1

■オィット・タナック/総合9番手(↓)

M-SPORT

「タイヤフィッティングゾーンに向かう前にウォーターポンプが作動しなくなった。なんとか解決策を見つけて、走行を続けることができた。それ以外は悪くなかっただけにフラストレーションはあるが、あらゆることに立ち向かいドライビングを続け、何かあれば対応できるようにしたい」

[Mスポーツ・フォードWRT]
■ピエール・ルイ・ルーベ/SS2でラリーリタイア



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