ERCローマ:クルニョーラが雪辱を果たしてイベント初優勝、ヘイデン・パッドンは選手権リード拡大 – RALLYPLUS.NET ラリープラス

ERCローマ:クルニョーラが雪辱を果たしてイベント初優勝、ヘイデン・パッドンは選手権リード拡大

©@World / Red Bull Content Pool

ERC第6戦ラリーディローマ・キャピターレ(ターマック)は7月28〜30日、イタリアの首都ローマで開催され、地元イタリアの強豪アンドレア・クルニョーラ(シトロエンC3ラリー2)がイベント初優勝を飾った。クルニョーラは、昨年のローマでは最終日で逆転負けを喫するなど、過去に2回、母国ERCラウンドでの優勝にあと一歩のところまで迫っており、今年ようやく、リベンジを果たした。クルニョーラは、併催のイタリア選手権ではタイトル獲得を決めている。

「このイベントで毎年ERC勢のドライバーと戦うのはうれしい。特に今年はレベルが信じられないほど高かった」と語るクルニョーラは、ステージウインを8本奪取し、23.1秒差をつける圧巻の強さを披露した。
「スタート前にはイタリア選手権のタイトルに専念すると話していたが、このラリーで総合優勝を飾れるのは格別。本当にうれしいし、チーム、シトロエン、ピレリにも感謝している」

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今季のERCは混戦模様となっており、クルニョーラは今季5人目のイベントウイナーとなった。灼熱の暑さの中での戦いとなったラリーは終盤に波乱の展開となり、最終2本目のSS12サントパドレ(29.08km)で、昨年覇者のジャンドメニコ・バッソ(シュコダ・ファビアRSラリー2)と激しく2位を争っていたヨアン・ボナート(C3ラリー2)がホイールを破損し、交換のためにステージでストップ。これでバッソが2位フィニッシュを決めた。このステージでは、アルベルト・バティストロリ、シモーネ・カンペデッリ、アンドレア・マベリーニ、フィリップ・マレス、シモーネ・テンペスティーニもトラブルに見舞われ、フィニッシュを前に順位を落としている。

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選手権リーダーのヘイデン・パッドン(ヒョンデi20Nラリー2)は、SS6でコースオフを喫し左リヤのサスペンションにダメージを抱えて後退。土曜日を終えた時点で6番手に留まっていた。しかし、そこから挽回を見せ、波乱のSS12も凌ぎ切ったことで最終的に3位でポディウムフィニッシュ。選手権リードを広げている。

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SS10でラジエターを石にヒットさせた2022年王者のエフレン・ラレーナ(ファビアRSラリー2)が、マシンを修復し、土曜日終了時点での8番手から追い上げて4位フィニッシュ。サイモン・ワグナー(ファビアRSラリー2)も、12番手から5位フィニッシュを果たした。

競技参戦に復帰したERC二冠のアレクセイ・ルキヤナク(ファビアRSラリー2)はカーNo.4を与えられてラリーをスタートしたが、2回のタイヤ破損に見舞われ、総合30位でのフィニッシュとなった。また第3戦ポーランド、第4戦ラトビアを制しタイトル争いに名乗りを挙げていたマルティン・セスク(ファビアRSラリー2)は、SS4で高速クラッシュ。最終日は再スタートできずラリーリタイアとなった。

ERCの次戦、第7戦バルム・チェコラリー・ズリン(ターマック)は8月18〜20日に開催される。

ERCローマ最終結果
1 A.クルニョーラ(シトロエンC3ラリー2) 1:52:35.2
2 G.バッソ(シュコダ・ファビアRSラリー2) +23.1
3 H.パッドン(ヒョンデi20Nラリー2) +53.8
4 E.ラレーナ(シュコダ・ファビアRSラリー2) +1:54.5
5 S.ワグナー(シュコダ・ファビアRSラリー2) +2:06.2
6 Y.ボナート(シトロエンC3ラリー2) +2:12.4



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