WRCエストニア:オィット・タナック「ラリー2最上位とはもうそれほど離れていない」金曜日コメント集  – RALLYPLUS.NET ラリープラス

WRCエストニア:オィット・タナック「ラリー2最上位とはもうそれほど離れていない」金曜日コメント集 

©M-SPORT

WRCラリーエストニア、金曜日終了後の各ドライバーからのコメント(抜粋)。シェイクダウンでトラブルが発生し、5分のペナルティを受けてエンジン交換を決断したオィット・タナック。母国ファンの前でスタート時点からハンデを負う戦いを強いられたが、ステージタイムでは圧巻の速さを披露し、ファンを沸かせた。

[トヨタ・ガズーレーシングWRT]
トヨタGRヤリス・ラリー1ハイブリッド

■カッレ・ロバンペラ/総合首位

McKlein / TOYOTA

「午前は予想以上にルーズで、先頭走行が本当にビッグチャレンジだった。レッキから道がかなり乾いたようだ。いい仕事をしたと思う。ミスなくものすごくハードにプッシュしたし、精いっぱいやった。午後は、少なくとも後方と同じようなグリップレベルが得られたので少しよくなった。轍を開かなくてはならない場所もあったが、プッシュはできたし、一日を終えてそう悪い感じではない。ティエリーとはまだ僅差なので、僕らの走行順が良くなる明日がどうなるかだね。少なくとも、今日よりは楽なペースで走れることを願うよ」

■エルフィン・エバンス/総合4番手

McKlein / TOYOTA

「午前は、走行順を考えれば滑り出しはそう悪くなかったが、マシンのフィーリングがベストではなかった。少しバランスに苦戦して、思うように走れなかった。だから、サービスでセッティングの変更で改善できる部分があったので、午後はかなり良くなった。残念ながら、ループの3本目でかなりタイムを失ったようだが、それ以外はフィーリングは良くなったし、明日に向けていい位置につけることができた」

■勝田貴元/総合7位

McKlein / TOYOTA

「自分にとっては、かなり長くタフな一日でした。午前中は少し苦戦していて、マシンのフィーリングもあまりよくありませんでした。午後は、2ループ目のコンディションがかなりラフになっていました。チームはマシンを良くしてくれましたが、自分的にはまだつかみ切れていませんでした。高速セクションはいいのですが、テクニカルなところや轍のところではリスクが高まり、かなり躊躇してしまいました。明日は、4本のステージを2回ずつ走るので、ステップバイステップで自信をつかみ、マシンのポテンシャルをもっと活かせるようにしたいです」

[ヒョンデ・モータースポーツ]
ヒョンデi20 Nラリー1ハイブリッド

■ティエリー・ヌービル/総合2番手

Hyundai Motorsport GmbH

「2番手でこの日を終えられて、もちろん満足だ。首位を維持したかったが、カッレ・ロバンペラは午後から速くなると予想していた。挑み続けたが、あちこちでタイムをロスした。順位は落ちたかもしれないが、一日を終えて差は3秒しかない。昨年と比べればマシンのフィーリングは格段に良くなっているし、かなり自信も持てている。すごく楽しめてもいるしね。明日はタフになると思う。雨が降らなければカッレの走行順の方がいいので、自分たちに何ができるか考えてみるよ」

■エサペッカ・ラッピ/総合3番手

Hyundai Motorsport GmbH

「最初のステージから最後まで、とても安定した一日にできた。午前はハイブリッドのドラブルがあったが、後で原因は自分だったと判明したんだけど、ループまるごとブーストなしで走ったので、間違いなく不利になった。サービスでトラブルを解消させるまで、タイムロスを最小限に抑えるために必死に頑張った。2ループ目は楽になったが、コンディションはかなりトリッキーだった。特に午後の最初の2本は轍が深く、穴もあってブレーキ中にはまった。全体としては、すごく楽しい一日だったよ。マシンの挙動はとてもよくて、思ったとおりの走りができた。限界までプッシュできたし、それを超えた時さえあった」

■テーム・スニネン/総合5番手

Hyundai Motorsport GmbH

「今日のフィーリングは素晴らしかった。心から楽しめたし、できる限りマシンを学ぶことに集中していた。いいペースが見せられたと思うし、どのステージも大好きだった。トップクラスでの戦いに戻れて、とてもうれしいし、ヒョンデのチームでは特にダニ・ソルドがここまで自分をすごく助けてくれている。ここでは保守的にドライブすることは不可能だと分かっていたから、大きなリスクは避けて、本当に高速な場所では慎重にいった。まだ伸び代はあると思うし、ミスなくマシンを持ち帰りたいと思っているが、あともう少し前進できたらとも思っている」

[Mスポーツ・フォードWRT]
フォード・プーマ・ハイブリッド・ラリー1

■ピエール・ルイ・ルーベ/総合6番手

M-SPORT

「このステージで、クレスト上でミスをして、ストレートで完全にブレーキを踏んでしまった。残りはいい一日だった。昨年のペースト比べればいい前進ができているし、マシンのフィーリングには満足だ」(SS8終了時点)

■オィット・タナック/総合11番手
「午後の最初のステージは少しラフで、かなり苦戦した。2本目はよくなったが、ちょっとテクニカルトラブルがあって、予定していたセッティングにできなかった。3本目は格段にスムーズで、ラフな道の影響はあまりなかったから、この2回はいいステージになった。(明日、走行順が先頭になることは)一日、ドライにもなるようなので、まったく楽にはならないが、今日はすでに、かなりタイムを稼いだと思う。ラリー2車両の最上位とは、もうそれほど離れていないので、いずれにしてもそこが目標だ」



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