WRCポルトガル:エサペッカ・ラッピ「カッレにこれだけ離されているのは悔しいね」土曜日コメント集 – RALLYPLUS.NET ラリープラス

WRCポルトガル:エサペッカ・ラッピ「カッレにこれだけ離されているのは悔しいね」土曜日コメント集

©Hyundai Motorsport GmbH

WRCラリーポルトガル、土曜日終了後の各ドライバーからのコメント(抜粋)。僅差で2‐3‐4番手を争うヒョンデの3人。今季加入したラッピは、チーム創設時から在籍してきたベテランふたりと好バトルを見せているが、ロバンペラの独走にはさすがに心も穏やかではいられないようだ。
(カッコ内は順位の前日比)

[トヨタ・ガズーレーシングWRT]
トヨタGRヤリス・ラリー1ハイブリッド

■カッレ・ロバンペラ/総合首位(=)

Toyota Gazoo Racing WRT

「本当にいい一日だった。昨日、マシンに少し変更を行ってフィーリングが以前よりもよくなったので、今は純粋にドライビングを楽しんでいる。今日最初のステージは、グリップ変化が多くてかなりトリッキーに感じていたが、マシンのフィーリングがいいことが分かっていたので、かなりハードなプッシュを続けた。すべてが順調に進めばいいタイムが出せると分かっていた。その後は、とにかくいいフィーリングで進んだ。午後はコンディションがよくなったのでペースアップを試みたが、ラフなところは抑えたので、マシンとタイヤをうまくセーブできたと思う。いまはかなり手応えを感じているので、明日は午前中はクリーンに走り、パワーステージでもポイントを狙いたい」

■勝田貴元/総合36位(↑)

Toyota Gazoo Racing WRT

「今日は出走順がトップだったので非常に苦労するだろうと覚悟していましたが、このようなコンディションにどう対処すればいいのかという経験を積めたのはよかったです。このラリーで毎年土曜日に設定されるステージは、午前中はすごくスリッパリーでサンディなんです。道の表面がルースグラベルで覆われているためトルクも伝わりにくい。午後は、予想以上にコンディションが荒れていました。コンパクトなマシンが走った後のステージには、まったく違う轍やラインが刻まれていて、再走ステージでもかなり砂利掃除をしなくてはなりませんでした。明日はマシンをフィニッシュに持ち帰ることが第一ですが、午前中、特にファフェのステージの1回目の走行で様子を見て、もし感触がよければ最終のパワーステージでプッシュして、チームのために追加ポイントを獲得したいと思います」

■エルフィン・エバンス/金曜日のSS7でラリーリタイア
「昨日は厳しい一日だった。砂利掃除の影響はタフになることは分かっていたが、マシンへの自信とフィーリングをつかむことにも少し苦戦していた。全体の流れはよく、モルタグアのステージでは間違いなくフィーリングがよくなっていたが、トリッキーな場所でつかまってしまった。かなり高速のセクションで左コーナーが連続していた。ふたつめが少しサンディでスリッパリーになっていて、そこで流れてしまい、わずかに膨らんでバンクにヒットし、マシンが激しく転倒してしまった。スコット(マーティン、コ・ドライバー)と自分はまったく無事なので、マシンはしっかり自分たちを守ってくれた。サルディニアでまた、マシンに戻ることを楽しみにしている」

[ヒョンデ・モータースポーツ]
ヒョンデi20 Nラリー1ハイブリッド

■ダニ・ソルド/総合2位(=)

Hyundai Motorsport GmbH

「争いに残るために必死にプッシュしていた。タイヤがなくなってしまうまでの時間を心配していたが、ステージではいいリズムをキープできるように努めた。マシンの中にいるのが本当に楽しいよ。今日はかなりグリップが得られるようになったので、昨日よりも自然な感じで走ることができた。多少のリスクは負ったが、危ない場面は一切なかった。明日は新しいステージが2本あり、かなり過酷。長い一日になるが、いい内容にしたいね」

■ティエリー・ヌービル/総合3位(=)

Hyundai Motorsport GmbH

「今日のバトルは楽しかった。少し苦戦はしていたけどね! 昨日よりは少しよくなったが、まだ思うような動きにはなっていない。接戦になっているので、明日はドライバーズ選手権やマニュファクチャラーズ選手権のためにマキシマムポイントを取ることが大切。パワーステージで強い走りをすることが重要になる。クレバーに考えれば、最初のステージはハードにはプッシュしないでファフェにタイヤをいい状態にしておく。そうすれば手堅い順位で週末を終えることができる」

■エサペッカ・ラッピ/総合4位(↑)
「今日はすごく暑かったので、顔が火照っていたよ。トラブルを避けて、パンクもドラマもなかったし、速さもOKだった。一日、安定していた。明日はステージが4本あるので、今日と同じアプローチで行くと思う。自分がまず比較する相手はチームメイトなので、ここでティエリーやダニと張りあえているのはいいことだが、カッレにこれだけ離されているのは悔しいね」

[Mスポーツ・フォードWRT]
フォード・プーマ・ハイブリッド・ラリー1

■オィット・タナック/総合5位(↑)
「最後のステージで、ハンドブレーキが使えなくなった。なんて一日だ」

■ピエール・ルイ・ルーベ/SS10でデイリタイア
*チームが日曜日の再スタートを伝えている。



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