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FIAモータースポーツゲームス、マイケル・ヤングがコ・ドライバーとして参戦

©Brian Young

FIAモータースポーツゲームスがフランスのマルセイユで開催され、ラリー部門には多数の国がASNエントリーした。

サント・ボーム周辺の山を走るターマックステージを使ったラリー部門は、10月27〜29日に行われ、計14 SSで構成。ラリー2、ラリー4、ヒストリックスペックのマシンが参加。 ラリー4とヒストリックラリーはイタリア、ラリー2はフランスが勝利を収めた。

ラリー2部門では、フランスのマシュー・アルゼノ(シュコダ・ファビア)が最初のステージから首位に立ち、チームスペインのホセ・マリア・ロペス(ヒョンデi20)に1分以上の大差をつけた。最終ステージは、ポール・リカール・サーキット周辺のスーパーSS。ここでアルゼノが優勝を決め、ロペスが2位に。3位には、エストニアのゲオルグ・リンナマエ(フォルクスワーゲン・ポロ)が入った。

SRO / Nico Deumille

ラリー4部門は激戦になり、イタリアのロベルト・ダプラ(プジョー208)とスペインのオスカー・パロモ・オルティッツ(プジョー208)が激戦を展開。この勝負はダプラが制してトップフィニッシュを果たした。しかし、パロモ・オルティッツに10秒のペナルティが与えられ、3位に後退。銀メダルはトルコのアリ・タルクネン(フォード・フィエスタ)が手にした。

FIA

ヒストリックラリーは、イタリアのアンドレア・ジビアン(アウディ・クワトロ)が全SSを制しての完勝。チェコのボイテック・シュタフ(オペル・カデット・クーペ)、スペインのアントニオ・サインツ(ポルシェ911 SC)が続いた。

SRO / Nico Deumille

このモータースポーツゲームスには、日本のラリーファンにもおなじみのマイケル・ヤングが、インドのサンジェイ・タクル(プジョー208ラリー4)のコ・ドライバーとして参戦。ヤングは「オリンピックに参加しているような気分で素晴らしい経験だった。72カ国参加したけれど、ニュージーランドの参加はなかったので、来年はチーム・ニュージーランドとして参加したいね」と語っている。

Brian Young

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