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マイケル・ヤング、トヨタC-HRでのラリーNZ参戦を断念、代替として6気筒のGC8で出場

©APSM / Brian Young

9月29日に開催されるラリーニュージーランド(グラベル)にクスコ・レーシングのトヨタC-HRでエントリーしていたマイケル・ヤングだったが、残念ながらこのマシンでのスタートを見送ることになった。

6月に群馬県を拠点に開催されたAPRC(全日本ラリー選手権併催)ラリーモントレーに、このC-HRで参戦していたヤング。その後、クスコ・レーシングはラリーニュージーランド参戦に向けて準備を進めてきた。今大会でダンロップのサポートを受けるヤングは、ピレリがタイヤを単独供給するWRCではなくニュージーランド国内選手権に、モントレーでも組んだエイミー・ハドソンをコ・ドライバーとしてエントリー。スタートに向けて、日本からC-HRを積んだコンテナを載せた船が出発していた。

しかし、新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、昨今の海運状況は世界的に大混乱。ヤングのC-HRを載せた船は、ラリー拠点となる北島オークランドの沖で待機しているが、10月1日までオークランド港に入港できないという。ラリー主催者、ロジスティック会社、海運会社が奔走し打開策を探ったが万策尽き、残念ながらC-HRでの出走を断念することになった。

ところが、ヤングがこの無念を自身のSNSに投稿すると、マシンを提供したいというオファーが殺到。最終的に、マグナム・モータースポーツNZが製作したジェフ・ジェッドのスバル・インプレッサWRX STIをレンタルしてスタートすることが決まった。このマシンはEZ30型水平対向6気筒エンジンを搭載しており、22日木曜日の11時にオファーの連絡が入った後、同日午後2時半には、ギヤボックス、クラッチ、ブレーキパッドを装着したほか、クスコ製LSDのチェックをはじめとして、プリペア作業が突貫で行われたという。

マシンは南島のクライストチャーチにあり、通常は数週間前に予約が必要だというフェリーでの搬送が必要だったが、ここはラリー主催者が尽力し、23日金曜日午後にはマシンを送り出すことに成功した。

一時は出走断念も覚悟したヤングだったが「本当にたくさんの方々のおかげで、イベントに参戦できることになった。マシンの提供を名乗り出てくれたたくさんの人にも感謝している。ここからは、自分が自分の仕事をまっとうしなくてはならない」と、意気込みを語っている。

APSM / Brian Young



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