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WRCエストニア:豊田章男社長「たった一年で7回もおめでとうを言わせてもらった」コメント全文

©Toyota Gazoo Racing WRT

WRC第7戦エストニア(グラベル)は、トヨタのカッレ・ロバンペラ/ヨンネ・ハルットゥネンが金曜日のSS9で首位に立つと、最後までその位置を守り切って今季5勝目をマーク。イベント連覇を果たし、ドライバー選手権でもリードを広げた。TOYOTA GAZOO Racing World Rally Teamはさらに、エルフィン・エバンス/スコット・マーティンが2位に入り1-2フィニッシュを達成。エサペッカ・ラッピ/ヤンネ・フェルムは、中盤のトラブルから挽回し、6位でフィニッシュした。TOYOTA GAZOO Racing World Rally Team Next Generationから出場の勝田貴元/アーロン・ジョンストンは激しい5位争いを制し4台のトヨタGRヤリス・ラリー1すべてがトップ6でフィニッシュした。

この結果を受け、チームーオーナーであるトヨタ自動車の豊田章男社長がコメントを発表した。

(以下チームリリース)


豊田 章男 (チームオーナー)
カッレ、ヨンネ、“ケニアからの2連勝”、“今季5勝目”、“2年連続エストニア優勝”、おめでとう! カッレに“WRC史上最年少での初優勝おめでとう”と言ったのが昨年のエストニアでした。それからまだ1年しか経っていません。それなのに「おめでとう」を、もう7回も言わせてもらってます。これは私にとっても本当に幸せなこと…、たくさんの勝利をありがとう!

エルフィンとスコットは今季3度目の2位。今季は苦しいラリーもあったけど、二人の獲得したポイントは、チームにとって大きな意味があるものです。シーズン後半戦もよろしく頼みます。

貴元にとって、エストニアは「何かが起きてしまう場所」だったかもしれません。でも今年は、シェイクダウンで、早めにそれを済ませてくれました(笑)。今回、アーロンと一緒に戦い、完走できたことで、やっとエストニアの道と仲良くなれましたね。クルマをなおしてくれたメカニックたちに、私からも感謝を伝えたいと思います。メカニックのみんな、ありがとう。

Toyota Gazoo Racing WRT

エサペッカとヤンネ、次のラリー・フィンランドは、君たちのファンが大勢見守るホームラリーです。トヨタ車に乗って久しぶりにTGRチームから参戦する二人のかっこいい姿を見せてあげてほしいと思っています。

今シーズンは全13戦。エストニアはちょうど折り返し地点でした。後半戦は我々のホーム“フィンランド”に始まり、ホーム“ジャパン”まで続きます。後半戦、私も楽しみでなりません。きっとファンの皆さまも同じように思っていただけていると思います。皆さまの想いに応えられるよう、ラトバラ代表以下、チームみんなで全力を尽くしていきたいと思います。引き続き、ご声援よろしくお願いいたします。

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