WRCサファリ:競技2日目、ロバンペラを先頭に勝田、エバンスが続きトヨタ勢が1-2-3 – RALLYPLUS.NET ラリープラス

WRCサファリ:競技2日目、ロバンペラを先頭に勝田、エバンスが続きトヨタ勢が1-2-3

©TOYOTA

6月24日(金)、WRC第6戦サファリ・ラリー・ケニアの競技2日目デイ2が、ケニアのナイバシャを中心に行われ、TOYOTA GAZOO Racing World Rally Teamのカッレ・ロバンペラ/ヨンネ・ハルットゥネンが総合首位に、エルフィン・エバンス/スコット・マーティンが総合3番手、セバスチャン・オジエ/バンジャマン・ベイヤが総合6番手につけた。また、TGR WRT Next Generationから出場の勝田貴元は総合2番手でGRヤリス・ラリー1がトップ3を占めました。

(以下チームリリース)


サファリ・ラリー・ケニアのデイ2は、ナイバシャ湖近くのサービスパークを中心に、3本のグラベル(未舗装路)ステージをデイタイムサービスを挟んで各2回走行。6本のステージの合計距離は124.20km、天気は曇り時々晴れ、気温は11~22度と過ごしやすい一日でした。ステージのグラベル路面はドライコンディションとなり、所により非常に荒れていたり、大量の砂が堆積しているセクションが、WRC復帰初年度だった昨年大会以上に多くあり、とてもタフな戦いとなりました。

ドライバー選手権首位のロバンペラは、フルデイ初日となる金曜日のステージを出走順1番手で走行。その出走順が不利に働いたステージではタイムを失いましたが、それほど大きな影響がなかったステージでは本来の速さを発揮。前日のスーパーSSでタイヤにダメージを負い、首位と11.6秒差の総合11位に留まったロバンペラですが、デイ2では遅れを素早く取り戻し、最後のステージを前に総合3位に順位を上げていました。そして迎えたデイ2最終の「ケドン」は、「フェシュフェシュ」と呼ばれるパウダー状の砂が厚く積もり、そこに深い轍が刻まれた区間が多くある、非常に難しいコンディションのステージでした。そのケドンのステージでは、首位オジエがステージ中のタイヤ交換作業で2分以上の遅れをとり総合6位に後退。デイ2 3本目となるベストタイムを刻んだロバンペラが首位に立ちました。

一方、エバンスは、SS4でオジエに替わって首位に立ちました。その後順位を下げましたが、総合2位の勝田と7.8秒差の総合3位でデイ2を締めくくりました。なお、GR YARIS Rally1はデイ2の6本のステージのうち、5ステージでベストタイムを記録。一日を通して安定した速さを発揮しました。

ヤリ-マティ・ラトバラ(チーム代表)
今日のステージは本当にタフなコンディションでしたが、我々にとっては非常にいい一日になりました。多くのドラマが起こり、リタイアしたクルマもありましたが、我々は全車大きな問題なく一日を終えることができたのでとても嬉しく思います。セブが最後のステージでタイムを失わなければさらに良かったのですが、このラリーは路面がとても荒れていて、タイヤに大きな負担がかかるので、こういったことも起こり得ます。それでも、まだ終わったわけではありません。昨年セブは、2分という遅れをとりながらも優勝しました。明日もまた非常に大変な一日になると思いますが、我々のドライバーはここまでのところ非常に賢くラリーを戦っていますので、明日も同じようなアプローチで臨めばいいと思います。

セバスチャン・オジエ

TOYOTA


最後のステージまでは良い一日でした。リズムも良かったですし、このラリーでは全体のマネージメントが特に重要なので、あまり攻めすぎないように走っていました。最後のステージは、途中に荒れた岩場があることが分かっていましたし、今日もっとも警戒していたステージでした。しかし、フィニッシュまで残り10kmのところでクルマを停めてタイヤを交換するしかなくなってしまいました。なぜなら、3輪では終盤のフェシュフェシュを通過することは不可能だったからです。交換で2分を失ったのはもちろん良いことではありませんが、ラリーはまだ2日ありますし、いろいろなことが起こり得るので、運が向いてくれることを願っています。

エルフィン・エバンス

TOYOTA


正直なところ、とてもタフでアップダウンの激しい一日でした。ループの最初のステージはとても良く、リズムも良かったのですが、3番目の長いステージはコンディションが非常に荒れていて、どこまでプッシュすればいいのか分からなくなり、攻め切れませんでした。それでもこの順位につけていますし、それはポジティブなことです。クルマはここまで非常に好調ですが、ラリーがこれからさらに厳しくなっていく可能性があることは理解しています。

カッレ・ロバンペラ
私たちにとっては良い一日でした。ループの最後のステージは午前も午後も非常にトリッキーで、砂がかなり深い場所もあったので、無事にクリアすることができて良かったです。他の2本のステージはそれほど悪くなく、2回目の走行でも路面を掃除しながら走る必要がありましたが、それでもドライビングを楽しむことができました。今日は自分でもいい仕事ができたと思いますし、いい順位にもつけています。明日はまた別のチャレンジになりますが、問題が起こらないように、今日と同じペースで走るというプランは変わりません。

サファリ・ラリー・ケニア デイ2の結果
1 カッレ・ロバンペラ/ヨンネ・ハルットゥネン(トヨタ GR YARIS Rally1) 1h20m58.1s
2 勝田 貴元/アーロン・ジョンストン (トヨタ GR YARIS Rally1) +14.6s
3 エルフィン・エバンス/スコット・マーティン (トヨタ GR YARIS Rally1) +22.4s

4 オィット・タナック/マルティン・ヤルヴェオヤ (ヒョンデ i20 N Rally1) +25.3s
5 ティエリー・ヌービル/マーティン・ヴィーデガ (ヒョンデ i20 N Rally1) +57.5s
6 セバスチャン・オジエ/ベンジャミン・ヴェイラス (トヨタ GR YARIS Rally1) +2m08.2
7 オリバー・ソルベルグ/エリオット・エドモンドソン(ヒョンデ i20 N Rally1) +4m27.1s
8 カイエタン・カイエタノビッチ/マチェイ・シュチェパニャク (シュコダ Fabia Rally2 evo) +9m51.1
9 クレイグ・ブリーン/ポール・ネーグル (フォードPuma Rally1) +10m24.6s
10 ショーン・ジョンストン/アレックス・キフラニ (シトロエン C3 Rally2) +11m04.6

明日のステージ情報
競技3日目となる6月25日(土)のデイ3は、サービスパークの北側にあるエルメンテイタ湖の周辺で、3本のステージを日中のサービスを挟んで各2回走行します。いずれのステージも昨年と同じ名前ですが、SS8/11「ソイサンブ」は昨年よりも距離が約9km長くなり、SS9/12「エルメンテイタ」は昨年と進行方向が逆に設定されています。6本のステージの合計距離は150.88km、リエゾン(移動区間)も含めた一日の総走行距離は405.74kmとなります。



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