WRCサルディニア:競技初日のSS1を終え、ヒョンデのティエリー・ヌービルがベストタイム。勝田貴元は0.5秒差の2番手 – RALLYPLUS.NET ラリープラス

WRCサルディニア:競技初日のSS1を終え、ヒョンデのティエリー・ヌービルがベストタイム。勝田貴元は0.5秒差の2番手

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2022年WRC第5戦サルディニアは、6月2日(木)の競技初日に行われたSS1でヒョンデのティエリー・ヌービルがベストタイムを刻み、首位に立っている。0.5秒差の2番手にトヨタの勝田貴元、0.7秒差の3番手には、同じくトヨタのエルフィン・エバンスが入っている。

SS1は、港町オルビアの市街地ステージ。3.23kmのSSは前半が2車線の道路やラウンドアバウトを使ったターマックの公道、後半はジャンピングスポットも設けられた観戦用のグラベルエリアというミックスサーフェイス。乾いたダストで視界を遮られるドライバーもいるなか、リバースオーダーでラリーはスタートした。トップ3に続くのは、4番手カッレ・ロバンペラ、5番手エサペッカ・ラッピ。トヨタの2台はいずれもヌービルから1秒差の同タイムで並んでいる。

上位陣は首位のヌービルを除いては、2〜5番手にトヨタ、6〜7番手にオィット・タナックとダニ・ソルドというヒョンデ勢、8〜11番手にMスポーツ・フォードの4台が固まる格好となっている。本格的なグラベルステージでの競技が始まる金曜日は、SS2〜SS9の計8SS、SS距離133.56km。ラリーウイーク中で最も長いSS距離が設定されており、後方スタートのドライバーにとってはできるだけタイムを稼ぎたいところだ。ラリーは午前中に2SSを2度、サービスを挟んで午後に(午前中とは別の)2SSを2度走行する変則スケジュールとなっている。オープニングのSS1は日本時間6月3日(金)の14時1分スタート。

WRCサルディニア SS2後暫定結果
1. T.ヌービル(ヒョンデi20 Nラリー1) 2:26.8
2. 勝田貴元(トヨタGRヤリス・ラリー1) +0.5
3. E.エバンス(トヨタGRヤリス・ラリー1) +0.7
4. K.ロバンペラ(トヨタGRヤリス・ラリー1) +1.0
5. E.ラッピ(トヨタGRヤリス・ラリー1) +1.0
6. O.タナック(ヒョンデi20 Nラリー1) +1.3
7. D.ソルド(ヒョンデi20 Nラリー1) +1.7
8. A.フルモー(フォード・プーマ・ハイブリッド・ラリー1) +2.2
9. C.ブリーン(フォード・プーマ・ハイブリッド・ラリー1) +2.4
10. G.グリーンスミス(フォード・プーマ・ハイブリッド・ラリー1) +3.4
11. P.ルーベ(フォード・プーマ・ハイブリッド・ラリー1) +4.9



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