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【速報】全日本ラリー丹後:最終日全SSベストのコバライネンがシーズン3勝目

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2022年シーズン全日本ラリー選手権第4戦「YUHO RALLY TANGO supported by Nissin Mfg」は、5月22日(日)に最終日の6SSを走行し、ヘイキ・コバライネン/北川紗衣(シュコダ・ファビアR5)が、福永 修/齊田美早子(シュコダ・ファビアR5)に45.1秒差をつけて勝利を飾った。56.6秒差の3位には勝田範彦/木村裕介(トヨタGRヤリス)が入っている。

初日だけで21.2秒のアドバンテージを築いたコバライネンは、前日の逆走となった最終日の6SSすべてでベストタイムを記録。終わってみれば、2位福永との差を45.1秒に広げて、第2戦唐津以来となるシーズン3勝目を飾った。

「とてもいいラリーになった。最終日は気温が上がったことで、タイヤのグリップぺレベルが向上し、走りやすくなった。今回はとにかくプッシュしすぎないように、フィニッシュすることを心がけたんだ。久万高原の後、しっかりクルマを準備してくれたチームには本当に感謝している」と、コバライネンは笑顔を弾けさせた。

福永はSS7でコバライネンに続くセカンドベストを刻み、2番手に浮上。その後もポジションを譲ることなく走り切った。「もう少しやるべきことがありますね。それでもヘイキ選手との差はだんだん詰まってきていますし、次のモントレーは1本でもベストを獲りたいです」と、福永は次戦での雪辱を誓った。

奴田原文雄/東駿吾(トヨタGRヤリス)と、勝田は最終日をとおして熾烈な3番手争いを展開した。サービスを挟んだSS10、勝田はコバライネンに続く2番手タイムを刻むと、奴田原をパスして2番手に浮上。残りのステージで奴田原を突き放し、3位表彰台を手にしている。

「奴田原選手とは、2日間僅差の争いになりましたね。今回のラリーは50kgの重量増でしたが、ひとつでも上の順位を獲りたかったので、最終日に3位を獲得できたのは大きかったです」と、勝田は手応えを語った。

奴田原は首位コバライネンから1分6秒8、勝田から10.2秒差の4位。1分42秒7差の5位は、表彰台争いに絡むことができなかった鎌田卓麻/松本優一(スバルWRX STI)。1分57秒7差の6位に眞貝知志/安藤裕一(トヨタGRヤリス)、2分21秒4差の7位に新井敏弘/田中直哉(スバルWRX STI)が続いている。

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