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ロシア出身のルキヤナク「平和が戻るまでラリーはしない」、グリアジンはERC開幕戦欠場

©Alexey Lukyanuk

ロシアを代表するラリードライバーであるニコライ・グリアジンとアレクセイ・ルキヤナクが、いずれもウクライナ情勢の影響を受けてラリー活動を休止することを明らかにしている。

今季のERCは今週、ポルトガルのラリーセラス・デ・ファフェ・フェルグエイラス‐カブレイラ・ボティカス(グラベル)で開幕を迎える。グリアジンは5月のWRCポルトガルに向けた準備として、参戦する予定としていたが、先週になって出場を取り消した。

独自の取材によると、これは2月のラリースウェーデンでWRC2部門に参戦していた会期中、ソーシャルメディア上で殺害予告を受けたことに対応したものだという。現在24歳のグリアジンはモスクワ生まれ。父はロシア人で母はベルギー人だが、現在はフランスに在住しており、ラリー参戦は何年もラトビアを拠点にしており、競技ライセンスもラトビアで発行を受けている。このため、WRC2参戦時は、ライセンス発行国の国旗を示すこととしているFIAの規定に従いラトビア国旗を掲げている。ここ数年は年間20戦以上のラリーに参戦してきたグリアジンだが、現状、4月のクロアチアラリーまでは参戦を再開できそうにない模様だ。

Jaanus Ree / Red Bull Content Pool

一方、2020年のERCチャンピオンであるルキヤナクは、コ・ドライバーを務めるアレクセイ・アルナウトフの夫人がロシア人とウクライナ人を両親にもつこともあり、紛争が終わるまで競技をしないと宣言した。ルキヤナクは自身のSNSに、2015年にも平和を願うメッセージを込めたカラーリングで参戦したことを挙げ、「僕らは、平和のために誓う。人々が死に直面し続けている間は、自分たちにラリーはない」とコメントを寄せている。
(Graham Lister)

ERC / Bastien Roux / DPPI



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