セバスチャン・オジエがGRヤリスRally1を初テスト「第一印象はポジティブ」 – RALLYPLUS.NET ラリープラス
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セバスチャン・オジエがGRヤリスRally1を初テスト「第一印象はポジティブ」

©WRC PROMOTER

2021年のWRCチャンピオン、セバスチャン・オジエが、トヨタが2022年からWRCに投入するハイブリッドの新規定ラリー1仕様のGRヤリスRally1を初ドライブした。WRC.comが伝えた。

オジエは先週の12月11〜12日の2日間、日差しに恵まれたフレンチアルプスのドライコンディションでテストを行った。コース周辺には1月20〜23日に開催される2022年WRC開幕戦のラリーモンテカルロでも遭遇するアイスコンディションも豊富だったようだ。

2022年のWRCはスポット参戦となるオジエは、今後、モンテカルロ参戦に向けてもう1日、テストを予定しているという。

WRC PROMOTER

「もちろん、新しい技術はチームにとってチャレンジだし、ドライバーにとってもチャレンジになる」とオジエ。
「でも、最初のテストは、自分的にはポジティブ。第一印象はポジティブだった」

「マシンの反応は、ここ5年間慣れてきたものとは違う。新たに慣れなくてはならない要素がいくつもある。回生に適応しなくてはならないし、(電気)ブーストも使いこなせるようにならなくてはいけない。ドライバーにとっては、エキサイティングなことだよ。このような新しいものがあると、シーズンへの期待が高まるというものだ」

オジエは、100kWの電気モーターと従来1.6リットルターボガソリンエンジンを組み合わせた500馬力超のラリー1マシンの初ドライブを満喫したようだ。

「みんな、パワーが大好き」とオジエ。「ドライバーは常にパワーを求めるし、すべてが揃うのはとてもステキなことだね」

このテストは、ジュリアン・イングラシアに替わってコ・ドライバーを務めるバンジャマン・ベイヤとの新たな始まりにもなった。ベイヤはこれまでにもテストで何度もオジエのコ・ドライバーを務めてきたが、このコンビで実戦参戦に向けて取り組むのは初めてだった。

トヨタは今週、勝田貴元、エルフィン・エバンスがテストを行った後、今年の走り収めはカッレ・ロバンペラが務める予定とのことだ。

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