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2022年WRCカレンダー、開催残り1カ国はアイルランドが濃厚

©Circuit-of-Ireland-International-Rally

10月15日に行われたワールドモータースポーツカウンシル(WMSC)では、2022年のWRCカレンダーは全13戦の日程が承認された。8月4〜7日開催の第9戦については開催国が未定のままとなっているが、ターマック戦として空白となっている枠にはアイルランドが入ると見られている。

ラリーアイルランドの主催者からは正式なコメントはないが、情報筋によれば、アイルランド政府からの支援が承認され次第、2022年のWRCカレンダーに掲載されることが正式に決定されるという。WRCの英国戦が最後に開催されたのは2019年10月のウェールズ・ラリーGBだが、アイルランドが2022年カレンダーに入れば、ラリーの長い歴史を誇る英国のラリーファンにとって待望の母国戦開催復活となる。

しかし、FIA総裁のジャン・トッドはコロナ禍以前から立てていた、欧州での開催数を減らし欧州と欧州外での開催数を50/50にするという戦略に沿ってよりグローバルな選手権構成を視野に入れていることから、ラリーアイルランドは長期的にWRCカレンダーに定着するためには、厳しい試練が待ち受けているとも言える。

それでも、ヨーロッパ以外のイベントを中心としたカレンダー構成という方針にも影響しないイベントの質を備えていると、ラリーアイルランドは自負する。ラリーアイルランドは、これまで国内で成功を収めてきたERC戦のサーキット・オブ・アイルランドをはじめとする国内で開催されてきたイベントを軸に、豊富なフルターマックのステージを駆使して見応えのあるルートをいつでも作成できるほか、一流のロジスティック、宿泊施設の充実、政府からの支援を挙げ、長期的にWRCに加わる要素をアピールしている。

WMSCは12月15日に次回の会合を予定しており、2022年カレンダーの最終確定がここで承認される見通しだ。
(Graham Lister)



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