WRCスペイン:WRC3はエミル・リンドホルムがトップ、カエタノビッチが選手権首位に浮上 – RALLYPLUS.NET ラリープラス

WRCスペイン:WRC3はエミル・リンドホルムがトップ、カエタノビッチが選手権首位に浮上

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WRC第11戦ラリースペイン(ターマック)、WRC3はエミル・リンドホルム(シュコダ・ファビア・ラリー2 Evo)が完勝を収めた。

開幕ステージからリードを握ったリンドホルムは、最後までその座を譲らなかった。金曜日に14.9秒のアドバンテージを築くと、土曜日にはその差を倍に広げる。最終日の残り4本もクリーンな走りでまとめたリンドホルムは、最終的にカエタン・カエタノビッチ(ファビア・ラリー2 Evo)に28.5秒差で前戦フィンランドに続いての連勝を飾った。

リンドホルムは、スペインをスタートするまでに、すでに選手権ポイント対象となる最大戦数の7戦を消化していたため、このイベントにはリータ・ハマライネンのコ・ドライバーとしてWRC3部門にエントリー。実際にドライバーを務めたのはリンドホルムだったが、ドライバーズ選手権ポイントはハマライネンに与えられる。

「いい気分だよ」と語るリンドホルムはフィンランド出身。
「自分の国の道と同じくらい、スペインの道が大好き。今回のパフォーマンスでその説明がつくと思うよ!」

カエタノビッチは、週末を通して地元スペインの英雄ペペ・ロペス(ファビア・ラリー2 Evo)と激しい2位争いを展開。土曜日を終えた時点でカエタノビッチのリードはわずか1.6秒だったが、ロペスはマシンにエンジントラブルが発生し、この日の夜にリタイアを決断。スペインを2位でフィニッシュしたカエタノビッチは、選手権争いでは首位に浮上して最終戦を迎える。

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しかし、タイトルのメインライバルとなるヨアン・ロッセル(シトロエンC3ラリー2)はWRCギリシャでの失格裁定に対し抗議を出しており、その判断により戦況も変わる。この抗議に関する聴聞は、最終戦ラリーモンツァの前に行われる予定。

モータースポーツ・アイルランド・ラリーアカデミーのジョシュ・マクリーン(ヒュンダイi20 R5)は3位に入り、WRC3での初ポディウム。カエタノビッチからは2分半近くの差がついたが、土曜日にパンクに見舞われたクリス・イングラム(ファビア・ラリー2 Evo)には17秒差をつけた。

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一方、厳しいカタルーニャの舗装路ではリタイアも相次ぎ、ファビアン・クレイム(フォルクスワーゲン・ポロGTI R5)は金曜日にメカニカルトラブルで脱落。ヤン・ソランス(C3ラリー2)とドミニク・ストリテスキー(ファビア・ラリー2 Evo)は土曜日にクラッシュを喫しているほか、ミゲル・ディアス・アボイティス(ファビア・ラリー2 Evo)はフィニッシュまで残り2本というところでストップとなった。

WRCスペイン WRC3最終結果
1 E.リンドホルム(シュコダ・ファビア・ラリー2 Evo) 2:44:31.9
2 K.カエタノビッチ(シュコダ・ファビア・ラリー2 Evo) +28.5
3 J.マクリーン(ヒュンダイi20 R5) +2:57.1
4 C.イングラム(シュコダ・ファビア・ラリー2 Evo) +3:14.1
5 A.クレマー(シトロエンC3ラリー2) +7:50.9
6 F.ザルディバール(シュコダ・ファビア・ラリー2 Evo) +9:04.9
7 M.ミーレ(シュコダ・ファビア・ラリー2 Evo) +9:51.8
8 N.シンプソン(シュコダ・ファビア・ラリー2 Evo) +10:00.4

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