アドリアン・フルモーもコ・ドライバーを変更、後任にアレクサンドル・コリア – RALLYPLUS.NET ラリープラス

アドリアン・フルモーもコ・ドライバーを変更、後任にアレクサンドル・コリア

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Mスポーツ・フォードからWRC、WRC2に参戦しているフランスのアドリアン・フルモーが、新しいコ・ドライバーとしてアレクサンドル・コリアを迎えた。

フルモーは先週、3年近くともに活動したルノー・ジャムルとのコンビ解消を発表。MスポーツはSNSで「ルノー、この何年間、アドリアンと一緒に懸命にがんばってくれてありがとう。今後の活躍を祈念しているよ!」とコメントを寄せた。フルモーも自身のSNSで「3年近く一緒に活動してきたが、ルノーと違う道を歩むことになった。僕らのストーリーは、高速道路のサービスエリアで始まり、WRCのアクロポリスで終わりを迎えた。一緒に、長い道のりを歩んできた。僕と一緒に国際舞台でのデビューを迎えてくれて、若くて鼻息の荒いドライバーだった僕のコ・ドライバーを務めてくれてありがとう。初めてのWRCポイントから、初めてのベストタイム、ERCカナリアスで優勝もしたけど、たくさん笑ったり、レースの間は毎朝、僕らが“ヤムロー”と呼んだオムレツを食べたよね。君の今後の活躍を祈っているよ。必ず大きな成果を上げると確信している。ありがとう、ジャムル!」と感謝を述べている。

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この段階ではMスポーツとフルモーは後任については触れていなかったが、9月17日に同じフランス出身のコリアと組むことを発表した。
「WRCフィンランドではアレクサンドル・コリアと参戦することを発表できてうれしく思う」とフルモー。
「ビッグチャレンジになるが、ベストを尽くしてパフォーマンスを披露する。1回のラリーの中で模索しなくてはならないことがたくさんあるが、チャレンジすることはいつだって大好きだ!」

コリアはこれまでもWRCに参戦しており、今季はこれまで、現在WRC3選手権で首位に立っているヨアン・ロッセルのコ・ドライバーを務めてきた。それ以前は、2016年にバンサン・デュベールとジュニアWRCに参戦したほか国内選手権でも経験を積んできたが、ワールドラリーカーでの参戦は初めてとなる。

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「WRカーに乗るアドリアンのコ・ドライバーを務めることができて、本当にラッキー」とコリアは意欲を語る。
「夢が実現した。ふたりで取り組まなくてはならないことはたくさんあるし、しかも迅速に行わなくてはならない。ラリーフィンランドはすごく難しいイベントだからね!」

コンビの初戦は10月1〜3日に開催されるWRCラリーフィンランドとなり、フルモーは引き続き、フォード・フィエスタWRCでのペースアップを目指していくことになる。



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