WRCベルギー:3番手エバンスを筆頭に、3台のヤリスWRCが4.3秒の接近戦 – RALLYPLUS.NET ラリープラス

WRCベルギー:3番手エバンスを筆頭に、3台のヤリスWRCが4.3秒の接近戦

©TOYOTA

8月14日(土)、WRC第8戦ベルギーの競技2日目デイ2が、ベルギー西部イープルのサービスパークを中心に行われ、TOYOTA GAZOO Racing World Rally Teamのエルフィン・エバンス/スコット・マーティンが総合3番手に、カッレ・ロバンペラ/ヨンネ・ハルットゥネンが総合4番手に、セバスチャン・オジエ/ジュリアン・イングラシア総合5番手につけている。

(以下チームリリース)


イープル・ラリー・ベルギーのデイ2は、サービスパークの南側エリアを中心とする4本のステージを、日中のサービスを挟んで各2回走行。8本のステージの合計距離は119.92kmでした。デイ2も前日に続き好天に恵まれ、気温は日中28度程度まで上昇。路面は終日ドライコンディションが保たれました。

デイ1で総合4、5、6位につけたロバンペラ、エバンス、オジエの3人は、表彰台の獲得を目指して激しいアタックを敢行。オープニングのSS9では総合3位につけていたライバルがパンクで大きく遅れ、2番手タイムを刻んだエバンスが前日の総合5位から総合3位へと順位を上げました。その後はSS11でベストタイムを記録したエバンスと、それを僅差で追うロバンペラ、SS13とSS15でベストタイムを記録するなど好調のオジエの3人が、激しいチーム内バトルを展開。総合3位のエバンスと、SS16で2番手タイムを記録した総合4位ロバンペラの差は3.3秒、エバンスと総合5位オジエは4.3秒差と、チームメイト同士による表彰台を巡る戦いは最終日に持ち越しとなりました。

なお、TOYOTA GAZOO Racing WRCチャレンジプログラムにより今回もヤリスWRCで出場の勝田貴元は、総合6位につけていましたが2本目のSS10でコースオフ。しかし、勝田とコ・ドライバーのキートン・ウイリアムズに怪我はありませんでした。

ヤリ-マティ・ラトバラチーム代表)
今日、我々のドライバーたちは信じられないような接戦を演じました。彼らが非常に安定したパフォーマンスを見せてくれたことはとても良かったですし、速さがほぼ同等だったことも嬉しく思います。ドライバーたちは良い仕事をしてくれましたし、昨日からのパフォーマンスの向上にも満足しています。もちろん、最終日に向けて優勝争いに加わることができていたらベストでしたが、明日はパワーステージで両選手権の追加ポイントを獲得することができる重要な一日なので、とても楽しみです。明日は誰もが初めて走るステージで、路面は今日までよりは少しクリーンだと思いますので、できるだけ多くのポイントを獲得できることを期待しています。

セバスチャン・オジエ

TOYOTA


今日も、昨日と同じような傾向の1日でした。ステージを1回目に走行した時はグリップが非常に低かったのですが、2回目の走行では驚くほどグリップが上がり、より高いスピードでコーナーに入っていくことができたので、走りを楽しむことができました。1回目の走行で大きくタイムを失ってしまったのは残念ですが、それでもまだ戦いは続いています。4.3秒はそれほど大きな差ではないので、明日は良い走りをして、それがどのような結果に繋がるのかを見たいと思います。

エルフィン・エバンス
今朝に関しては昨日よりも少し良くなり、全てが問題なく機能していましたが、その後は少し浮き沈みがありました。それでも、全体的には昨日より少し前進することができました。短いステージでタイムを失ったのは理想的ではなく、明日はきっと接戦になると思いますが、全力を尽くして戦うことを楽しみにしています。2本のステージはどちらも色々な特徴が混ざり合い、多くの要素を含んでいるので、いかなる状況にも対応できるセットアップで臨む必要があります。

カッレ・ロバンペラ

TOYOTA


今日は本当に良い1日になりました。いくつかの路面はダーティで、インカットにより滑りやすい泥や砂利が出ていましたが、そういった路面については、まだまだ学ぶ必要があると思いました。というのも、最後のステージのように路面がクリーンなところでは、とても良いペースで走ることができましたので。自分たちの経験が十分ではないことを考えれば、チームメイトと対等に戦い、接戦を続けることができたのは良かったです。明日は、今日までとはステージのスタイルが異なるので面白いと思いますし、スパ・フランコルシャンのサーキットを走るのは楽しみです。

イープル・ラリー・ベルギー デイ2の結果
1 ティエリー・ヌービル/マーティン・ヴィーデガ (ヒュンダイ i20クーペ WRC) 2h06.18.8s
2 クレイグ・ブリーン/ポール・ネーグル (ヒュンダイ i20クーペ WRC) +10.1s
3 エルフィン・エバンス/スコット・マーティン (トヨタ ヤリス WRC) +42.4s
4 カッレ・ロバンペラ/ヨンネ・ハルットゥネン (トヨタ ヤリス WRC) +45.7s
5 セバスチャン・オジエ/ジュリアン・イングラシア (トヨタ ヤリス WRC) +46.7s

6 オィット・タナック/マルティン・ヤルヴェオヤ (ヒュンダイ i20クーペ WRC) +3m55.2s
7 セバスチャン・ベドレー/フランソワ・ジルベール (シュコダ ファビアRally2 Evo) +10m39.9s
8 ヨアン・ロッセル/アレクサンドレ・コリア (シトロエン C3 Rally2) +10m40.8s
9 ピーテル・ヤン・ミシェル・クラッコ/ヤスパー・フェルミューレン (シュコダ ファビアRally2 Evo) +11m03.2s
10 ヴィンセント・フェルシューレン/フィリップ・キュヴェリエ(フォルクスワーゲン ポロ GTI R5) +11m34.8
(現地時間8月14日19時00分時点のリザルトです。最新リザルトはwww.wrc.comをご確認下さい。)

明日のステージ情報
競技最終日となる8月15日(日)のデイ3は、イープルから約300km東側に離れた「スパ・フランコルシャン・サーキット」に早朝移動。WEC(世界耐久選手権)やF1グランプリも開催される伝統的なサーキットの一部と、その周辺の道路を組み合わせた2本のステージを各2回走行します。そのうち、最終のSS20「フランコルシャン」は、トップ5タイムを記録した選手とマニュファクチャラーにボーナスの選手権ポイントが与えられる「パワーステージ」に指定されています。4本のSSの合計距離は40.52km、リエゾン(移動区間)も含めた1日の総走行距離は361.22kmとなっています。

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