WRCサファリ:デイ1総合2番手につけた勝田貴元、1日の動向 – RALLYPLUS.NET ラリープラス

WRCサファリ:デイ1総合2番手につけた勝田貴元、1日の動向

©Toyota Gazoo Racing WRT

WRC伝説のサファリ戦に、トヨタ・ヤリスWRCで初参戦に挑んでいる勝田貴元。総合2番手という大健闘の1日を、ステージフィニッシュ後のコメントとともに振り返る。

SS1: Super Special Kasarani(4.84km)6番手タイム
ガス・グリーンスミス(フォード・フィエスタWRC)と対戦し、0.5秒差をつけて先行フィニッシュ
「面白いラリーになりそう。シェイクダウンの後、かなりフィーリングはよかったが、何が起こるかは誰にも分からない。自分もすでにミスを1回してエンジンがストールしてしまったが、週末全体として考えてみれば、ほんの小さなミスだ」

SS2: Chui Lodge 1(13.34km)8番手タイム
ステディなアプローチだが、この先が長いことを考えれば当然。スピンがあり、ここまでは最下位タイム。(その後、グリーンスミスが10番手タイム)
「どうしてか分からない。クラッチを踏んだらすぐにエンジンのパワーがなくなった。その後、エンジンが止まり、再始動しなくてはならなかった。まあ、まだ先は長いので大丈夫」

SS3: Kedong 1(32.68km)4番手タイム
トップから16.9秒差の4番手タイム。チャレンジングなコンディションで大健闘。SS中に警告灯が点灯して、リズムに影響した様子。(コメントなし)

SS4: Oserian 1(18.87km)3番手タイム
ヌービルに2.1秒遅れと再び大健闘。素晴らしい走行を見せている。
「このステージは慎重にならなくてはいけなかった。前のステージでダメージを負ったのでプッシュしなかったが、自分たちの処置で直ったようだ。午前中を乗り切れてうれしい」

SS5: Chui Lodge 2(13.34km)4番手タイム
ここまで素晴らしいドライビングを見せているが、まだ先は長い。トップのロバンペラから6.8秒差の4番手タイム。
「ものすごく慎重にいかないとならない。特に次の1本はものすごくラフだからね。マシンにダメージを負わせることなく道に残れるよう努める」

SS6: Kedong 2(32.68km)5番手タイム
ここでは何度かミス。主にコーナーでわずかにワイドになった程度。
「たくさん変化があった。ここまでは大丈夫そうだ。とにかくステージがラフなだけ。ソフトなセクションでは、アンダーガードが地面を打っているよ」

SS7: Oserian 2(18.87km)ベストタイムタイ
セバスチャン・オジエとタイのトップタイムで、総合2番手に浮上! 一日の締めくくりとしてふさわしい終わり方になった。
「驚いた。ダストがひどくて、ステージで止まりそうになった。何て言ったらいいか分からない…ステージの序盤は、最悪の轍だった。このステージをフィニッシュできてうれしいよ」



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