Mスポーツのマルコム・ウィルソン、2022年のタナック獲得を目指していた – RALLYPLUS.NET ラリープラス

Mスポーツのマルコム・ウィルソン、2022年のタナック獲得を目指していた

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Mスポーツ・フォードのマネージングディレクターを務めるマルコム・ウィルソンは、2022年シーズンのドライバーとしてオィット・タナックのチーム復帰を目指していたと明らかにした。タナックは2017年までMスポーツに在籍し、18年にはトヨタに移籍していた。

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Mスポーツは、新たにハイブリッドシステムのラリー1規定が導入される2022年シーズンに向けて、チームを牽引するビッグネームと契約することを目指していた。タナックがヒュンダイとの契約更新に合意するまでは、Mスポーツの候補リストに挙がっていたという。

「2022年に向けてオィットを取り戻すことが自分のターゲットのひとつだった」とウィルソンは語った。
「残念ながら、それを成功させることができなかった。彼の立場と彼の今後の見通しについては、自分も十分理解できる」

ウィルソンはタナックが決まってしまったことで、7度目のWRCタイトルをMスポーツ・フォードで獲得したセバスチャン・オジエにも頼りたいことを認めたが、オジエが希望しているスポット参戦よりも、フルシーズンを戦うドライバーの方がチームとしては理想だという。

「もちろん、最優先はトップドライバーを獲得して、2017年、(タイトルを獲得した)2018年のような状態に戻ることだ」とウィルソン。
「獲得できないのであれば、セバスチャンが望むスポット参戦も視野に入れている。過去には一緒にとてもいい仕事をしてきたからね。でも、自分の一番のターゲットは、シーズンを通してチームをリードしてくれるドライバーを獲得することだ」

先日のWRCポルトガルで、その他の選択肢について問われたウィルソンは、ドライバー市場が「日に日に減少している」ことを認めたが、2021年の成長具合によって相応の評価ができれば、アドリアン・フルモー、ガス・グリーンスミス、テーム・スニネンを引き上げることも視野に入れていると付け加えた。

「このなかに、戦いを引っ張っていくことのできるドライバーがいると今でも信じている」とウィルソン。
「いろいろなドライバーたちと話し合いを続けているが、もちろん自分たちのチームにも成長を見せているドライバーがいる。みなさんもご存じのとおり、我々はこれまでにも若手をたくさん育成してきた。自分もこうした取り組みは特に喜びを感じてきた。この先の数カ月がどうなるのか、注目だね」

ウィルソンは、トップドライバーを確保するための支援として、フォードからの資金援助も受けられる予定であることも示唆した。
(Graham Lister)

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