SAMURAI SPEEDがパイクスピーク参戦、奴田原文雄が改造無制限クラスに挑戦 – RALLYPLUS.NET ラリープラス

SAMURAI SPEEDがパイクスピーク参戦、奴田原文雄が改造無制限クラスに挑戦

©SAMURAI SPEED

エクストリーム パワースポーツ チーム「SAMURAI SPEED」は、2021年6月21〜27日に米国コロラド州コロラドスプリングスで開催される名門ヒルクライムレースイベント、パイクスピーク・インターナショナル・ヒルクライムに参戦することを発表した。ドライバーは奴田原文雄が務め、日産リーフe+をベースに新たに開発したマシンで、改造無制限のアンリミテッドクラスに挑む。
(以下チームリリース)


SAMURAI SPEED 「第99回 パイクスピーク」に参戦
~「パイクスピーク EV チャレンジ 2021」は、ニューマシンで「アンリミテッドクラス」に初挑戦

エクストリーム パワースポーツ チーム「SAMURAI SPEED*1(本社:東京都港区、運営母体:株式会社ゼロイースクエア*2」は、今年6月21日(月)~27日(日)まで米国コロラド州コロラドスプリングスで開催される世界屈指のヒルクライム レースイベント「第99回パイクスピークインターナショナル ヒルクライム(略称:PPIHC)」にニューマシンで参戦します。すでに今年のPPIHCには、6つのレースカテゴリーに全64台がエントリーしており、同チームが参戦する「アンリミテッドクラス」では全10台が出走する予定です。

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ドライバーは長年にわたり、全日本ラリー選手権大会等で数々の実績を上げている奴田原文雄です。 昨年のPPIHCは、新型コロナウイルス感染症の拡大などにより開催延期となり、同チームもスポンサー、選手、スタッフの安全を最優先し、モータースポーツこそ「安心」「安全」で取り組むべきというチームの基本精神に立ち返り、参戦中止を決定しました。今年、2年ぶりに参戦を再開する同チームは、昨年果たせなかった改造範囲無制限の「アンリミテッドクラス」にこれまでのレース経験や知識、技術を集大成したニューマシンで初挑戦します。 SAMURAI SPEEDのPPHICチャレンジは今から30年前の1991年に始まりました。2012年には、今年ドライバーを務める奴田原文雄が「エレクトリッククラス」に初参戦し、見事、初優勝に輝いています。

今回、2年ぶりにPPIHC「アンリミテッドクラス」への参戦を前にドライバーの奴田原文雄は「SAMURAI SPEEDは今年、『電気自動車の魅力の発信』と『パートナー企業との最新技術の共同開発』というチームスローガンの下、これまでのレース経験と最新技術
の全てを注ぎ込んだニューマシンでアンリミテッドクラスに初挑戦します。参戦再開はチームにとって大きな節目での新たなるスタートになり、パートナー企業にとっても新たなる技術挑戦の第一歩になります。コロナ禍収まらぬ環境下での参戦になりますが、自己ベストの更新は勿論、多くの人々に感動をお届けできるよう、最後までベストを尽くして闘います」と、今年の抱負を語っています。

SAMURAI SPEEDは、今年初挑戦する「アンリミテッドクラス」への参戦マシンとして、現行の日産リーフe+をベースにしたニューマシンを開発しました。前輪駆動のベースモデルを4WD(四輪駆動)に改造したニューマシンには、パートナー企業が得意とするさまざまな最新技術によるボディを架装するほか、温度管理が難しい駆動用バッテリーの制御システムや独自の四輪制御システムを開発するなど、あらゆるチューニングを行っています。なおニューマシンの仕様及び内外装等については、後日あらためて正式に発表いたします。

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■パイクスピーク EV チャレンジ 2021 参戦体制
参戦チーム名 SAMURAI SPEED
参戦クラス Unlimited / アンリミテッド(改造無制限クラス)
ドライバー 奴田原文雄
企画・運営 株式会社ゼロイースクエア、株式会社 ゼロイーワークス
パートナー企業 サンデン・アドバンストテクノロジー株式会社、大王製紙株式会社、 横浜ゴム株式会社、Bell Energy 株式会社、株式会社ブリッツ、 エムケーカシヤマ株式会社ウインマックスディビジョン、 エイティーエス株式会社、レカロ株式会社、株式会社 ワイエフシー、 株式会社HAL
技術協力 株式会社ExtraBold、株式会社前田技研、 日本3Dプリンター株式会社、国立研究開発法人 産業技術総合研究所 Clayteam

*1 SAMURAI SPEEDは、株式会社ゼロイースクエアが100%管理・運営するレーシングチームです。国内外で開催されるEVレースなどへは、SAMURAI SPEEDでエントリーしています。
*2 株式会社ゼロイースクエアは、持続可能なモビリティ社会の実現に向け、主にEV(電気自動車)を主軸にした商品コンセプト、 システムの開発、実験を行うとともに、持続可能な素材を得意とするパートナー企業と連携して、新たな自動車用部品等の開発を行っています。

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