WRCポルトガル:ヒュンダイは今季初のグラベルラリーで巻き返しを図る – RALLYPLUS.NET ラリープラス

WRCポルトガル:ヒュンダイは今季初のグラベルラリーで巻き返しを図る

©Hyundai Motorsport GmbH

今週開催されるWRC第4戦ポルトガルラリーに、ヒュンダイはティエリー・ヌービル、オィット・タナック、ダニ・ソルドの3人がヒュンダイi20クーペWRCで参戦する。ポルトガルは今季のWRC初のグラベルラリーとなり、シリーズはここからグラベルラリーが4戦続く。

今季、マニュファクチャラーズ選手権3連覇を目指すヒュンダイにとって、現在首位のトヨタに27ポイント差をつけられている現状、ポルトガルで競技力の高いパフォーマンスを出すことは最優先事項だ。クルーは今季初のグラベルラリーに向けてテストを行い、この路面への準備を整えた。チームはこれまでにもポルトガルでは好結果を残しており、前回開催された2019年はヌービルが2位でフィニッシュ。その前の2018年は優勝もマークしている。

今季から新コ・ドライバー、マルティン・ウィダグと組んで参戦しているヌービル。前戦クロアチアでは激戦の優勝争いの末に、今季3度目の3位でフィニッシュ。ドライバーズ選手権ではヒュンダイ勢最上位の2番手につけている。

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「ラリーポルトガルは、WRCカレンダーの中でもハイライトのイベントで、特に雰囲気が特別だ」とヌービル。
「例年は何万人もの観客がステージに押し寄せるし、特に最終日の人気ステージ、ファフェは有名だね。もちろん、今年はこの状況なので雰囲気は異なるが、ステージは相変わらず素晴らしいようだ。チャレンジングで長いラリーになると思う。距離自体も長いが、最後に勝つのはひとりだけ。だから、優勝を目指して最大限の力を出していかなくてはならない」

一方、初開催のクロアチアでは厳しい内容となったタナック。目指すのは、今季初のグラベルラリーでのシーズン2勝目だ。

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「今季初のグラベルイベントに向けて、準備に忙しくしていた」とタナック。
「クロアチアはトリッキーで、あまりうれしくない内容に終わったので、勢いを取り戻していくことが目標。ポルトガルは基本的にはソフトでサンディな道。2回目の走行では、走行が重なることでグラベルがさらに荒れていくので、かなりラフになることもある。日曜日のファフェは特に独特で過酷だが、みんなが楽しみにしているステージのひとつ。まとめればトリッキーなイベントといえるが、攻めていくための準備はいつも以上に整っている」

ソルドは、今季2度目のWRC参戦。新コ・ドライバー、ボルハ・ロザダを迎えての初参戦に臨む。

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「ポルトガルはスペインととても近いので、自分にとっては特別なイベント」とソルド。
「あそこの道や、周りの雰囲気が本当に好きなんだ。これまではステージに並ぶたくさんのスペクテイターから、いつも以上に盛大に励ましてもらうのを楽しんでいた、今年は、この状況のためにかなり雰囲気が変わってしまうが、何にせよ参戦できるチャンスを得られたことがうれしい。またポルトガルに参戦することにワクワクしているよ。あそこのステージは大好きだ。ほかよりも少し多くグリップが得られる。ファフェはかなりスリッパリーだけどね。エキサイティングな週末にするための準備はできているよ」

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