ヒュンダイがティエリー・ヌービルとオィット・タナックの契約を延長 – RALLYPLUS.NET ラリープラス

ヒュンダイがティエリー・ヌービルとオィット・タナックの契約を延長

©HYUNDAI

ヒュンダイは、ティエリー・ヌービルとオィット・タナックのふたりと複数年契約を更新したことを発表した。両ドライバーは2021年以降もチームに残留する。

WRCマニュファクチャラーズ選手権2連覇中のヒュンダイにとって、トヨタのセバスチャン・オジエが今年限りでWRCからの引退を示唆していることを考えれば、今後の戦闘力を確保するためにもふたりとの契約延長はマストだったはずだ。

ヌービルは現在、ドライバーズ選手権で2番手につけており、過去7年間ヒュンダイ・モータースポーツのWRCプログラムにおいて欠かすことのできない働きをしており、2014年のラリードイツでのWRC初優勝をはじめWRC13勝を収めており、2019年、2020年のマニュファクチャラーズ選手権タイトル獲得など数々の功績を収める過程でチームに貢献してきた。ベルギー出身のヌービルは、初代ヒュンダイi20 WRCに始まり、現行スペックのi20クーペWRCまで、ヒュンダイ・モータースポーツのWRC活動のすべての段階で、堅実に役目を務め上げてきた。

タナックは2020年に世界チャンピオンとしてヒュンダイに加入、これまでの短い期間にエストニアで勝利をマークしたほか、ポディウムにも3回上がるなど、チーム2度目のマニュファクチャラーズタイトル獲得に貢献した。エストニア出身のタナックは、2021年は2月に開催されたアークティック・ラリーフィンランドで今季初優勝をマークしており、フィンランド初のウインターラリーでヒュンダイを1‐3フィニッシュに導いた。

両ドライバーの契約が5月に早々と決まったことで、チームは来季からハイブリッド仕様のマシンが導入される新時代に向けて、効率的に開発を進めることができるとしている。ヒュンダイi20 N量産車をベースとしたプロトタイプは、近日中にテストを開始するという。

ヌービルは「自分はヒュンダイ・モータースポーツとともにWRCでの冒険を続けたいと考えていたので、自分にとって家族同然のチームと複数年契約が合意に達したことはうれしい」とコメント。
「自分はチームにとても満足している。自分たちが7年以上前に一緒に素晴らしい冒険を追求することを決めたのは、チームの決意と目標は勝利であることを自分が確信したから。来年からWRCがハイブリッド規定を導入し、これから始まる新しいチャレンジに向けてのチームのアプローチや大志は、とても有望。自分はラリーが大好きだし、止めるつもりはまったくないよ! 子どもの頃から夢見てきたことだし、ヒュンダイには心から感謝している。自分の高いモチベーションと決意や取り組みは強く、これからもベストを尽くしていく!」

ヒュンダイで2シーズン目を迎えているタナックは「ヒュンダイと2022年以降の契約は合意に達し、本当にうれしい」とコメント。
「2020年以来、特別な瞬間を何度も一緒に経験してきたし、本当に厳しい時間も過ごしてきた。この2年間、自分は成功に向けてのチームの意欲や決意を目の当たりにしてきたし、チームのひとりひとりが、これからも限界まで取り組み続けていくと確信している。WRCはこれから、新しい時代に入っていき、ハイブリッド規定が導入されるので、みんなが白紙からのスタートとなる。ヒュンダイ・モータースポーツは、ハイブリッドや電子技術に関して豊富な知識と経験を誇っているので、新しいラリー1マシンの開発にも大きな武器となるだろう。自分は新しいWRC時代を楽しみにしているが、自分たちにはまだ今年の仕事が残っている。現行WRカーを最高の形でまとめることだ」

チーム代表のアンドレア・アダモは「2021年以降、複数年契約を結んで、ティエリー、オィットとの関係を続けられることをうれしく思う」とコメント。
「今後もこの才能あるふたりのドライバーとともに活動することで、我々のWRCで成功するという決意や大志が続くことを示すことになり、2022年に新しいハイブリッド時代に突入するシリーズへのヒュンダイの強いコミットメントを改めて示すことにもなる」

「両ドライバーとも、ヒュンダイというブランドやチームの優れたアンバサダーであることは証明されており、2014年からヒュンダイ・モータースポーツに献身を続けてくれているティエリーと、我々の仕事を信頼してくれるオィットにに感謝したい。我々は、現在も、そして今後も彼らとの協力を続けられることを非常にうれしく思う。新しい2022年からのラリー1マシンに関しては、近日中にのテストの重要な段階を迎えるので、ティエリー、オィットと協力して、スムーズなテスト計画を進めることができる。2022年以降に向けてのことを考える一方で、まだ今年も一緒にやるべき仕事があることも忘れてはならない」



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