ダカール2021:トヨタ車体は史上初の市販車部門8連覇、日野自動車は排気量10リットル未満クラス12連覇 – RALLYPLUS.NET ラリープラス

ダカール2021:トヨタ車体は史上初の市販車部門8連覇、日野自動車は排気量10リットル未満クラス12連覇

©HINO

ダカールラリーの2021年大会は、競技最終日となる1月15日、ヤンブ〜ジェッダ間に設定された第12ステージ200kmの走行が行われた。

日本勢では、2台のトヨタ・ランドクルーザー200をトヨタ車体がエントリーしたチームランドクルーザーが、三浦昂/ローラン・リシトロイシター組の340号車が総合38位、ロナルド・バソ/ジャン・ミッシェル・ポラト組の345号車が総合40位でフィニッシュ。市販車部門で1-2フィニッシュを果たし、チームは史上初の市販車部門8連覇を達成した。

競技最終日のステージにも難易度の高い砂丘が何度も登場。三浦車はスタックからの脱出に10分近くを要する場面もあり、バソ車もタイムロスを喫したが、無事にこの日を走り切った。その後、リエゾンでジェッダ市内で行われたフィニッシュセレモニーに登場。無観客で行われたセレモニーではあったが、主催者からトロフィーを受け取った。

新型コロナウイルスの感染拡大も心配されるなかで開催された今回のダカールを戦い切った三浦は「今回のダカールラリーでは毎日ポジティブな気持ちを保ち、いい意味で走ることを楽しむことができた。その結果として勝つことができたのだと思う。それは、このプロジェクトに関わる周囲の人たちが、自分がドライバーに集中できる環境を作ってくれたことが大きいと感じている。感謝の気持ちでいっぱい」と喜びを語った。

日野チームスガワラの菅原照仁/染宮弘和/望月裕司組(日野レンジャー)は、大型クラスのマシンがライバルとなる中で、競技最終日を粛々とクリアしていった。上位車両の一台が大幅に遅れを喫したため、最終的な累積順位はひとつ上がってトラック部門総合12位でフィニッシュ。排気量10リットル未満クラスでは12連覇を達成した。

新型コロナウイルスの影響で、参戦体制を縮小して参戦した今回のダカール。競技車両は日野レンジャー1台、販売会社からのメカニック派遣も中止されアシスタンス部隊のメカニックは3名のみという最小限の布陣となったが、序盤の転倒もスタッフ全員で乗り越えて成果を収めた。
チーム監督兼任でドライバーを務めた菅原は「今回一番大きな出来事は転倒したことと、その晩に応急修復して競技を続けられたこと。転倒させたことは申し訳なかったが、みんなの頑張りでここまで来ることができた。感謝している」と語った。

ダカールラリー2021 最終結果
カー部門
1 S.ペテランセル(MINI JCWバギー) 44:28:11
2 N.アル‐アティヤ(トヨタ・ハイラックス) +13:51
3 C.サインツ(MINI JCWバギー) +1:00:57
4 J.ライゴンスキー(トヨタ・ハイラックス・オーバードライブ) +2:35:03
5 N.ロマ(プロドライブ・ハンターBRX) +3:21:48

38 三浦昂(トヨタ・ランドクルーザー200) +18:08:42
40 R.バソ(トヨタ・ランドクルーザー200) +20:13:53

トラック部門
1 D.ソトニコフ(カマス・マスター) 48:23:21
2 A.シバロフ(カマス・マスター) +39:38
3 A.マルディーフ(カマス・マスター) +1:14:35

12 菅原照仁(日野レンジャー) +14:08:18



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