英国のラリー再開イベントにウィルソン親子やミルナーなどMスポーツファミリーが勢ぞろい – RALLYPLUS.NET ラリープラス

英国のラリー再開イベントにウィルソン親子やミルナーなどMスポーツファミリーが勢ぞろい

©M-SPORT

Mスポーツは8月22日、英国でのラリー競技活動再開イベントとしてMスポーツ・リターン・トゥ・ラリーステージ(グラベル)を開催する。このイベントには、Mスポーツの代表であるマルコム・ウィルソンや、その息子で現在はMスポーツのレースチームマネージャーとチーフテストドライバーを務めるマシュー・ウィルソンが登場。マシューは自身初めて、現行型のWRカーでの参戦となる。さらにWRCチームのディレクターを務めるリチャード・ミルナーもフィエスタ・ラリー2でエントリーするなど、Mスポーツ・ファミリーが総動員でイベントを盛り上げる。

新型コロナウイルス(COVID-19)の感染流行を受けて、3月以降、競技の開催自粛が続いていた英国では、2020年の国内選手権もキャンセルとなっている。そんな中、同国のラリー界を牽引するMスポーツが英国でのラリー競技を再開させるために、英国とアイルランドのドライバーを対象にこのイベントを開催する。エントリーリストには、Mスポーツがこの20年間に設計・製造してきた幅広いレベルのフォードベースのラリーマシンが並び、その中にはフォーカスRS WRCやフィエスタRS WRCのWRカーも含まれているほか、フィエスタR5、フィエスタR2、フィエスタSTも数多く登場する。さらに、Mスポーツがリリースした最新のラリーマシン、フィエスタ・ラリー2は5台が揃うほか、フィエスタ・ラリー4もエントリーを予定している。

エントリーリストの筆頭は、過去にはWRCでも活躍したマシュー・ウィルソン。ラリーが開催される林道は熟知しているというマシューは、現行型WRカーでこのステージを走行することを楽しみにしているという。またMスポーツのWRC2チーム陣も登場し、レイ・エーツとアドリアン・フルモーがフィエスタ・ラリー2を駆る。フルモーは、最後に英国で開催されたラリーイベント、3月のマルコム・ウィルソン・ラリー(グラベル)で総合優勝を飾っている。そして、Mスポーツのボスであるマルコム・ウィルソン自身も、フォード・エスコートMkIIをコースカーとしてドライブする。

このイベントは、英国でどのようにラリー競技が安全に再開できるか、責任を持った主催が行えるかのケーススタディとなる。徹底的に無観客での開催とする一方で、ラリー競技の進捗をファンにも共有してもらうために、イベント後には競技の模様やレビューをまとめたプログラムも準備しているとのことだ。

Mスポーツのマネージングディレクターを務めるマルコム・ウィルソンは「このイベントのエントリーには素晴らしい顔ぶれが揃った。多くのみなさんの走行を見ることを楽しみにしている」とコメント。
「このリストに並んだマシンの名前を見るのは、本当に感慨深い。我々は、この1台1台をドベンバイホールやクラクフで設計し、開発してきた。我々はフォードの車両をあらゆるレベルでコンペティティブなマシンにするため、この20年間、必死で取り組んできた。そのすべてのマシンがサービスパークに揃う姿を見たら、感極まると思う」

「もちろん、今は世界中が厳しい状況を強いられているが、こうしたマシンを見て我々がこれまでに様々な難局をどのように乗り越えてきたかを思い出すことが、私に英国にラリーを再開させたいという気持ちを強くさせた」

「また、自分自身がマシンに乗ることも楽しみにしている。自分は競技への参加ではないが、どのクラスも接戦になることは間違いない。参加者のみなさんの健闘を期待している。できれば、いい天気になってくれることを祈っているよ!」

ラリーは21日の夕方にコンボイでレッキを行い、22日9時01分(現地時間)に1号車がスタート。同16時15分にフィニッシュを迎えるスケジュールとなっている。ルートは事前には明らかにはされていないが、合計で約38マイル(約61km)のステージが設定されるとしており、競技者には事前に主催者が作成したペースノートを購入できるように対応している。

Mスポーツ・リターン・トゥ・ラリーステージ エントリーリスト



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