参戦再開のMスポーツ、フルモーとペドロのマシンカラーリングを公開 – RALLYPLUS.NET ラリープラス

参戦再開のMスポーツ、フルモーとペドロのマシンカラーリングを公開

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7月に競技参戦再開を迎えるMスポーツは、アドリアン・フルモーのフォード・フィエスタR5 MkIIと、ペドロのフォード・フィエスタWRCのカラーリングを公開した。

7月24‐26日に開催される今季のERC開幕戦、ラリーディローマ・キャピターレ(ターマック)に参戦するフルモーは、Mスポーツとオレンジ1レーシングのパートナーシップを表現した新しいカラーリングのフィエスタR5 MkIIをドライブする。このパートナーシップでは昨年、イタリア選手権でシモーネ・カンペデリが優勝1回、ポディウム5回をマークしており、イタリアでもおなじみとなったカラーリングだ。

フランス出身のフルモーにとってラリーディローマの参戦は今回が初めてだが、今年1月のラリーモンテカルロでは、フィエスタR5 MkIIの初参戦でありながらクラスベストを6回奪取しているなど、ターマックでの実力には定評がある。

一方、ペドロは、ERC戦と併催されるラリースターズ・ローマディキャピターレで、初めてのWRカー参戦を迎え、そして翌週にはラリーディアルバと、連週での参戦に挑む。いずれも舗装路面のイベントだが、両戦ともMスポーツからWRCレベルのエンジニアやテクニシャンが帯同し、セットアップや戦略をアドバイスし、ペドロが経験をフルに活用できるようバックアップする。昨年からMスポーツファミリーで活動しているペドロは、すぐにチームの人気者となり、WRC最高峰マシンで参戦するチャンスにも恵まれた。

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Mスポーツのマネージングディレクター、マルコム・ウィルソンは「この数カ月はビジネス面で非常に厳しかったので、ヨーロッパにラリー競技が戻ってきたことは素晴らしいと思う」とコメント。
「ラリーディローマは、国際格式のラリー再開のサインとなり、我々のマシンがコンペティティブであることを示す最高の舞台となる。ラリー界のビッグネームがステージに戻ってくる日のことも楽しみにしている」

Mスポーツ・フォードのチーム代表、リチャード・ミルナーも「またラリーを楽しみにできる日が戻ってきて、最高だよ」と喜びを語る。
「アドリアンは、前回フィエスタR5 MkIIでターマックを走った時にとても速かったので、初参戦のラリーディローマでもいいペースを見せられると期待している。また、ペドロのWRカー参戦もうれしい。昨年、チームに来てからすぐにチームと打ち解けたので、彼が自分の母国でトップスペックのマシンを走らせる機会を与えてあげられることを喜んでいるよ」

ようやく実戦再開を迎えるフルモーは「マシンに戻ることを楽しみにしているし、自分たちの速さを証明する最高の機会だ」とコメント。
「ローマのステージのことは知らないが、初めて新しいラリーを経験するチャレンジは大好きだ。今年の初めにはターマックでいいペースを見せられているので、この路面にはかなり自信がある。ポディウムが目標だが、優勝争いもできたら本当にうれしいね」

WRカーでの初参戦を迎えるペドロは「思ってもみなかったような機会を与えてもらえて、信じられない」とコメント。
「Mスポーツがラリーディローマに参戦すること決めた時、チームが自分に、トップスペックのフィエスタで母国を走ってみたいかと聞いてきたんだ。速攻で返事をしたよ! Mスポーツに感謝したい。夢のような気持ちだし、この感謝はいつまでも忘れない。ラリーを心から愛する自分の人生にとって、値千金の成果だし、ベストを尽くしてこの最高の経験を存分に活かすために、100%の気持ちで挑んでいく」



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