ラリースウェーデンがヒストリック部門の中止を決定、WRC部門はFIAが視察へ – RALLYPLUS.NET ラリープラス

ラリースウェーデンがヒストリック部門の中止を決定、WRC部門はFIAが視察へ

©Naoki Kobayashi

2月13−16日に開催を予定しているWRC第2戦ラリースウェーデンは、開催エリアであるスウェーデンのバームランド地方や国境付近のノルウェーが季節外れの温暖な気候に見舞われていることから、開催が危ぶまれている。主催者は2月4日付けのリリースで、ヒストリック部門の中止を決定。一方で、WRC部門については今週、FIAがコンディションの視察を行い、開催の可否を判断するという。

「ラリースウェーデン、FIA、WRCプロモーターは、ラリースウェーデンの開催エリアについての状況について、さらに話し合いを行った」と主催者のCEO、グレン・オレッソンは現状を説明する。
「先日、ラリーエリアには降雪があったが、季節外れの温暖な気候と現状の天気予報によれば、予定どおりにイベントを行えるだけのSSの状況が安定するかどうかという懸念が続く。マニュファクチャラー陣ともさらに連携を深めるとともに、FIAが今週の早い段階でステージの現地視察を行う。我々は、ラリーを開催するために、あらゆる可能性の模索を続ける。コンディションを継続的に監視して、今週に判断を行えるよう状況を分析する」

「また、WRC開催の可能性を高めるために、ラリースウェーデン・ヒストリックは開催をキャンセルした」とオレッソン。



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