WRCモンテカルロ:オジエが首位、エバンスは総合2位に浮上。ヤリスWRCが計5本のベストタイムを奪取 – RALLYPLUS.NET ラリープラス

WRCモンテカルロ:オジエが首位、エバンスは総合2位に浮上。ヤリスWRCが計5本のベストタイムを奪取

©TOYOTA

1月24日(金)、2020年WRC第1戦ラリーモンテカルロのデイ2が、フランス南部のギャップを中心に行われ、TOYOTA GAZOO Racing World Rally Teamのセバスチャン・オジエ/ジュリアン・イングラシア組が首位に浮上。エルフィン・エバンス/スコット・マーティン組は総合2位に、カッレ・ロバンペラ/ヨンネ・ハルットゥネン組は総合6位に順位を上げた。
(以下、チームリリース抜粋)


前日、モナコでのセレモニアルスタートに続き、フランスの山中で2本のナイトステージを走り切った選手達は、ギャップのサービスパークに夜遅く帰還。競技2日目となる24日のデイ2は、サービスパークを中心に3本のステージを各2回走行しました。6本のステージの合計距離は4日間で最も長く、路面コンディションはドライ、ウェット、凍結、雪と、目まぐるしく変化しました。

デイ1で首位と25.4秒差の総合4位につけたエバンスは、デイ2午前中の3本のステージ全てでベストタイムを記録。SS4で首位に立ち、SS7までラリーをリードしました。一方、デイ1終了時点で総合2位につけていたオジエは、エバンスに先行を許し午前中のセクションを総合3位で終えました。しかし、午後は2ステージ連続でベストタイムを刻み、最終のSS8でトップに浮上。総合2位のエバンスに1.2秒差をつけ、首位でデイ2を締めくくりました。

今回がヤリスWRCでの初WRCイベント出場となる19才のロバンペラは、ステージごとにタイムを着実に上げて行き、前日よりもひとつ順位を上げ総合6位につけました。また、ラリー・モンテカルロに初めてヤリスWRCで挑んだ、TOYOTA GAZOO Racingラリーチャレンジプログラムの勝田貴元は、経験の蓄積を最優先して堅実な走りを続け、総合7位でデイ2を終えました。

トミ・マキネン(チーム代表)
我々のドライバーはクルマの性能を全て引き出して戦い、素晴らしい1日になりました。特に午前中のエルフィンの速さは非常に印象的で、皆が驚いたと思います。セバスチャンは快適な走りを求めて少しづつスピードを上げて行き、ついにこのラリーで勝てるだけのパフォーマンスを発揮しました。ふたりとも本当に素晴らしく、ミスもまったくしませんでした。クルマに対する理解が深まった分だけ、スピードが上がったのでしょう。カッレもまた称賛すべき仕事をしました。常に学びを続けていますし、コンディションが安定した時の走りはとても良かったと思います。

セバスチャン・オジエ (ヤリスWRC 17号車)
全体的にはとても良い1日でした。午前中はクルマを完全には快適に感じることができず、少し慎重になり過ぎて良いリズムを掴めませんでした。しかし、セットアップを少し変えて臨んだ午後のステージではフィーリングが好転し、何度か良いタイムを刻むことができました。選んだタイヤが最適かどうか不安だったのですが、午後の再走ステージの2本目は路面が予想以上に乾いていたこともあり、決して悪いチョイスではなかったと思います。

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エルフィン・エバンス (ヤリスWRC 33号車)
午前中のコンディションはとても難しく、タイヤのグリップが頻繁に変わりました。しかし、ヤリスに大きな自信を持つことができたので、良い朝になりました。午後のステージの1本目では、少し安全サイドに振った走りになってしまいました。2本目のステージは上手く走れましたが、最後のステージは多くのクルマが通過したことでコンディションが非常に悪く、タイヤ選択に関して少し冒険し過ぎたかもしれません。それでも全体的には良い1日だったので、明日もトライし続けます。

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カッレ・ロバンペラ (ヤリスWRC 69号車)
午前中のステージはとても難しく感じられましたが、その分だけ改善を進めることができたので満足しています。凍った路面をスリックタイヤで走ったことはなく、今朝はかなり注意して走りました。しかし、ステージを重ねるうちにどんどん良くなり、午前も午後も2本目のステージは上手く走れました。学ぶべき事はまだ山ほどありますが、走れば走るだけクルマを快適に感じられるようになっています。明日のステージは、今日とはまた違うタイプだと思いますので、再び新しいチャレンジとなります。コンディションの変化に注意して走る必要があるでしょう。

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ラリー・モンテカルロ デイ2の結果
1 セバスチャン・オジエ/ジュリアン・イングラシア (トヨタ ヤリス WRC) 1h 43m31.5s
2 エルフィン・エバンス/スコット・マーティン (トヨタ ヤリス WRC) +1.2s

3 ティエリー・ヌービル/ニコラス・ジルソー (ヒュンダイ i20クーペ WRC) +6.4s
4 セバスチャン・ローブ/ダニエル・エレナ (ヒュンダイ i20クーペWRC) +1m06.9s
5 エサペッカ・ラッピ/ヤンネ・フェルム (フォード フィエスタ WRC) +1m57.2s
6 カッレ・ロバンペラ/ヨンネ・ハルットゥネン (トヨタ ヤリス WRC) +2m19.2s
7 勝田 貴元/ダニエル・バリット (トヨタ ヤリスWRC) +5m18.7s

8 エリック・カミリ/フランソワ-クサビエ・ブレジ (シトロエン C3 R5) +8m06.2s
9 ニコラス・シャミン/ヤニック・ロシュ (シトロエン C3 R5) +9m04.02s
10 マッズ・オストベルグ/トシュテン・エリクソン (シトロエン C3 R5) +9m37.2s
(現地時間1月24日19時30分時点のリザルトです。最新リザルトはwww.wrc.comをご確認下さい。)

明日のステージ情報
競技3日目となる1月25日(土)のデイ3は、サービスパークを中心に、2本のステージを日中のサービスをはさんで各2回走行します。SS9/SS11「サン・レジェ-レ・メレーズ-ラ・バティ・ヌーブ」、SS10/SS12「ラ・ブレオル-セロネ」は、いずれもとても人気がある名物ステージです。4本のステージを終えた選手は、その後ギャップでの最終サービスを経て、約250km離れたモナコを目指し、日曜日の競技最終日に備えます。



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