フォードがジュニアWRCの公式パートナーに – RALLYPLUS.NET ラリープラス

フォードがジュニアWRCの公式パートナーに

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フォードが2020年ジュニアWRCの公式パートナーになることが決まった。

JWRCではこれまで、Mスポーツ・ポーランド、フォード・パフォーマンスが協力して、シリーズのワンメイクモデルに使用されているフィエスタR2Tを開発してきた。今回、フォードが公式パートナーに加わったことで、次世代のWRCを担うスターを発掘し、フィエスタR2TからフィエスタWRCへと、いずれもMスポーツが製作するマシンのステップを明確に整えようというコミットが強化されることになる。

1リットル・エコブーストエンジンを搭載するフィエスタR2Tが発生する200馬力は、WRCの同カテゴリーでは最高レベル。量産車と同じベースエンジンを使用し、過酷なコンディションの中でもいいペースを発揮する。気温マイナス25度にも達するスノー&アイスのスウェーデンから、気温40度の中で深い轍が掘れる路面に挑むサルディニアまで。ジュニアWRCのクルーたちは、極限の環境下でマシンの本領を発揮させる技量が試される。

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ジュニアWRCマネージャーのマチエル・ウォダは「公式パートナーとしてフォードをジュニアWRCに迎えることは、フォードのようなマニュファクチャラーにとって将来のWRCの才能を支え、育てるうえで非常に重要なこと。エルフィン・エバンスがその好例で、2012年、WRCアカデミーとして知られていた時代に彼はWRCキャリアを始めた。この年にフィエスタR2でタイトルを獲得しているが、以来、フォードと関わってきた。エルフィンは2013年にフィエスタR5でWRC2カテゴリーを卒業し、2014年にMスポーツWRTに加入。2017年のGBで、フィエスタWRCでWRC初勝利をマークしている」

2020年のジュニアWRCはエントリーが始まっている。詳細は下記公式サイトにて。
http://bit.ly/JuniorWRC2020

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