WRCオーストラリア:煙漂う閑散としたサービスパーク、コフスハーバーの異様な状況 – RALLYPLUS.NET ラリープラス

WRCオーストラリア:煙漂う閑散としたサービスパーク、コフスハーバーの異様な状況

©Atsushi Masumura

大規模森林火災の影響により開催キャンセルが決まったWRC最終戦ラリーオーストラリア。日本人プライベーターとしてエントリーし、現地入りしていた増村淳選手(三菱ランサーエボリューションX)が、コフスハーバーのサービスパークの模様を伝えてくれた。

「現地に着いたのは11月10日。車両を置いてあるキャンベラから向かいましたが、高速道路が封鎖されていたため、200、300km迂回して深夜にたどり着きました。宿泊先はサービスパークから海に向かって10分ほどのところで、火事のあるエリアとは反対方向でしたが、それでも部屋の中にいても煙の匂いが漂って息苦しいくらい。日本ではなかなか感じにくいのですが、この段階で本当に大丈夫? という感じでした」

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「サービスパークも人は少なく、ノンワークス勢でマシンを持ち込んでいるのは自分たちを含め、トヨタ・オーストラリア、レーストルクなど、せいぜい5台程度しかいませんでした」

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「ワークス勢の動きも鈍く、通常より1〜2日遅れ。動き出してもゆっくりで、様子を見ている感じでした。どこもパッキングも開かない状態で、最初に動き出したのはシトロエンとフォード。ヤリスはコンテナに留め置いたままで、動き出したのは今日(11月12日)でしたが、その数時間後に開催キャンセルの発表がありました」

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「11日には縮小されたコースが発表されてはいましたが、そこに含まれる林道は、火事による立ち入り禁止エリアから10kmも離れていない場所。さらに12日は強風の予報が出ていて、状況が悪化することは誰もが予想していたと思います。そして、今日はその通りの気候になっています。主催者が発信する声明も、どんどんと期待感が薄まっていく感じはありましたが、この状況での開催は自分も無理だったと思います」

「まだ周辺の高速道路が封鎖されているため、解除になったらキャンベラに戻りますが、おそらく木曜日までは足止め状態となりそうです」

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