ERCローマ、波乱の初日は地元のバッソがトップ – RALLYPLUS.NET ラリープラス

ERCローマ、波乱の初日は地元のバッソがトップ

©ERC / Alexandre Guillaumot / DPPI

ERC第5戦ラリーディローマ・キャピターレ(ターマック)は7月20日、レグ1に設定された6SS・109.12kmの走行が行われ、地元イタリアのジャンドメニコ・バッソが総合首位に立った。

序盤はアンドレア・クルーノラがリードしていたが、午後最初のSS4でパンクすると、2006年、2009年に2回、ERCチャンピオンになっているバッソが首位に浮上した。
「全てOK、かなりハッピーだ」とバッソ。「1日を終えて、サービスでは明日のための準備を整えるだけ」

予選でトップタイムをマークしていた昨年のERC1ジュニア王者、ニコライ・グライジンはクルノーラの前に一時首位に立っていたが、SS2のフィニッシュラインまで数コーナーというところでワイドになり、木にヒット。これでリタイアとなってしまった。ロールケージに損傷が及んでいるため、レグ2も再スタートはしない。

イタリア選手権ではバッソとタイトルを争うルカ・ロセッティも首位争いに絡んでいたが、3番手走行中に右側のリムが破損して、クラッシュアウトを喫している。これで2番手に浮上したのは、昨年のERC王者、アレクセイ・ルキヤナク。この日は「かなり悪い」滑り出しとなっており、SS5でパンク、SS6でブレーキのオーバーヒートにも見舞われながらも、2番手で最終日を迎える。

ERC / Alexandre Guillaumot / DPPI


ERCの選手権争いでは現在首位に立っているルーカス・ハバイは、3番手走行中の最終ステージでコンクリートにヒット、リタイアを喫した。ERC1ジュニア選手権で首位に立っているクリス・イングラムは、序盤からブレーキトラブルで苦戦。しかし日中サービスで修復してペースを取り戻し、6番手まで挽回している。ERC1ジュニア勢では、現在総合4番手につけるフィリップ・マレスが部門トップに立っている。

ERC / Alexandre Guillaumot / DPPI


日本の新井大輝は、この日は走行順10番手でスタートした。SS1からパンクに見舞われスペアがなくなったことから以降は慎重な走りとなり、序盤は総合20番手の滑り出しとなったが、上位の離脱などもあり、現在12番手。この日最後のSSを終えて「グリップがない。一番固いコンパウンドを試したが、本当にスリッパリー、トリッキーだ」と苦戦の模様を語っているが、11番手のファルコンとの差はわずか9.7秒だ。

ERC / Alexandre Guillaumot / DPPI

ERC2はダリウス・ポロンスキ(フィアット124アバルトRGT)、ERC3はケン・トーン(フォード・フィエスタR2T)がトップに立っている。

ERC / Alexandre Guillaumot / DPPI


ERC / Alexandre Guillaumot / DPPI

競技最終日となるレグ2は、10SS・80.28kmが設定されている。

ERCローマ 暫定結果(レグ1終了時点)
1. G.バッソ(シュコダ・ファビアR5) 1:06:28.3
2. A.ルキヤナク(シトロエンC3 R5) +36.3
3. S.カンペデリ(フォード・フィエスタR5) +1:01.4
4. F.マレス(シュコダ・ファビアR5) +1:07.6
5. N.ヘルチグ(フォルクスワーゲン・ポロGTI R5) +1:40.3
6. C.イングラム(シュコダ・ファビアR5) +1:42.0
7. A.クルーノラ(シュコダ・ファビアR5) +2:00.1
8. M.セスク(シュコダ・ファビアR5) +2:07.4

12. 新井大輝(シトロエンC3 R5) +5:19.7



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