全日本ラリー久万高原:SS6までを終えて新井大輝が18.7秒差で首位 – RALLYPLUS.NET ラリープラス

全日本ラリー久万高原:SS6までを終えて新井大輝が18.7秒差で首位

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全日本ラリー選手権第4戦「Sammy久万高原ラリー」は、5月5日(日)レグ2のSS6までの走行を終えて、新井大輝/小坂典嵩(スバルWRX STI)が首位に立っている。2番手につける奴田原文雄/佐藤忠宜(三菱ランサーエボリューションX)との差は17.7秒に拡大した。

3番手には勝田範彦/石田裕一(スバルWRX STI)が、新井大輝から45.6秒差で続いている。

各クラス上位選手のコメントは次のとおり。

JN1 首位
新井大輝

「午前中のループである程度差をつけられれば、ラリーの運びとしては完璧かと思います。このループを終えて自分が上にいる必要がありました。大川嶺はわりと上りでグリップも高いですし、負けるだろうなという予想をしていました。上りだとランサーには勝てないので、下りでは死ぬ気で(アクセルを)踏んでタイムを稼げたので、流れとしては良かったかなと思います。リスクについては17秒あるので、危ないところだけしっかりおさえていきます」

JN1 2位
奴田原文雄

「大輝が速いんで動かないですね。離れる一方ですね。とくに何かあったわけではありません。今回のリバースSSは下りが長いので、あの辺でやられている感じですね。午後に向けては足を直してみようかなと。タイムがバンと上がるとは思えないけど、やれることはやって頑張ろうかなと思っています。天気はもつみたいですから」

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JN1 3位
勝田範彦

「フィーリング的には良かったけれど、大輝が速いですね。やっぱり世界で修行してきた成果が出ていますよね。レベルが違うよね。彼と戦うには命を削らなければならないです(笑)。でも、午後も諦めず、攻めていきます」

JN2 首位
眞貝知志

「着実に走りきるという考え方でやっています。危ない場面もなかったですし、天気も良くて気持ちよく走れています。自分自身、もう少しクルマをうまくバランスをとって仕上げたいんですが、唐津からちょっと踊り場に入ってしまった感じです。後半の舗装に向けて、もう少し気持ちよく走るため、色々と持ち帰りたいんですが……。つかめそうでつかめない、もどかしさがあります」

JN3 首位
山口清司

「なかなかペースが上がらなくて、のんびり走っています。とりあえずタイム差があるので、無理をせずに走っています」

JN4 首位
高橋悟志

「差を広げることができたので、予定どおりです。SS5で関根選手にベストを獲られたので、SS6はかなりプッシュしました。昨日よりも道がよくなってきているので、走りやすかったです。残りのセクションもこのペースを淡々と守っていきたいです」

JN5 首位
天野智之

「クラスではベストを並べたんですが、上りのステージがメインなのと、気温も標高も高いので1.5リッターのNAには厳しいですね。上らないのと、ギヤの変更が多いので、体力的にも厳しいです。午後も無理をせずに走りたいんですが、Sammy賞は狙いたいので……」

JN6 首位
大倉 聡

「良いところと悪いところがあります。昨日ヒットしたリヤセクションを直してもらったんですが、今日の最初はクルマの様子を見ながら走りました。SS6は攻めたんですが、まだ高速コーナーは踏み切れていない気がします。今日のセッティングの方が当たっている気がするんですが、プッシュしすぎてミスはしたくないので、その辺りを気をつけます」



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