ARA100エーカーウッド:オリバー・ソルベルグがスバル勢最上位の2位でフィニッシュ – RALLYPLUS.NET ラリープラス

ARA100エーカーウッド:オリバー・ソルベルグがスバル勢最上位の2位でフィニッシュ

©subaru.com/rally

スバル・モータースポーツUSAが今季のアメリカン・ラリー・アソシエーション(ARA)緒戦として挑んでいる100エーカーウッドラリー(米国ミズーリ州、第2戦)は3月15日、競技最終日に設定された6SS・61マイルの走行が行われ、スバルWRX STIで初めて米国のラリーに参戦したオリバー・ソルベルグが、前日から順位を1つ上げて2位でのフィニッシュを飾った。チームメイトのデビッド・ヒギンズも3位に入り、チームが2-3フィニッシュを果たした。

この日は、ヒギンズが44秒のリードを築いての首位でスタート。一方のソルベルグは、パンクに見舞われて1分以上のロスを喫した前日3番手からの追い上げに挑んだ。この日最初のループでは、若干の不運にも見舞われながらも好タイムを並べたソルベルグ。
「両方のステージとも、いいリズムをつかめて内容はよかった。スピードを上げて行ったが、2本目の終盤でボンネットが上がってしまい、フロントガラスを破損してしまった。残りの2マイルは、ペースノートなしで走ったんだ」とハプニングの状況と語るソルベルグ。

前方ではヒギンズがスムースな走りを見せていたが、この日4本目のステージで電子系トラブルに見舞われ、5分近くをロスしてしまう。これでヒギンズは3番手に後退。ここからは、ポディウム圏内を死守することに専念する展開となってしまった。

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ヒギンズのトラブルにより、ソルベルグは2番手に浮上。残り21マイルを残して、バリー・マッケンナが50秒のリードを築いて首位に立った。ソルベルグは、堅実な走りで2位を守り切ったが、マッケンナとの差を最終的に6.8秒にまで詰めた。

初めて4WDマシンでのグラベルラリーに参戦し、2位フィニッシュを飾ったソルベルグは「本当にうれしいし、自分のスピードにも驚いている」とコメント。
「ラリーを通して、自分たちをうまくマネジメントできた。不運もあったが、最終的にハッピーだし、青いスバルに乗っていることがとにかく感激だった。最後のステージを走り終えた時は、信じられない気分だったよ」

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ソルベルグは今季のARAに6戦の参戦プログラムを組んでおり、次の参戦は次戦のオリンパスラリー(4月27-28日)となる。

ARA 100エーカーウッドラリー 最終結果
1. B.マッケンナ(フォード・フィエスタ) 1:38:37.9
2. O.ソルベルグ(スバルWRX STI) +6.8
3. D.ヒギンズ(スバルWRX STI) +3:50.7
4. P.フェテラ(フォード・フィエスタ・プロト) +9:55.7
5. P.ブレンナン(三菱ランサーエボリューションIX) +13:30.4



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