スバル・モータースポーツUSA、2019シーズンのARA参戦にオリバー・ソルベルグの起用を発表 – RALLYPLUS.NET ラリープラス

スバル・モータースポーツUSA、2019シーズンのARA参戦にオリバー・ソルベルグの起用を発表

©Subaru.com/rally

スバル・モータースポーツUSAは、2019年のラリー参戦のドライバーに、オリバー・ソルベルグを起用することを発表した。2003年のWRCチャンピオン、ペター・ソルベルグを父に持つオリバーは、2019シーズン、アメリカン・ラリー・アソシエーション(ARA)を戦う。若きソルベルグが、ラリー界でも最も印象に残るコンビネーションのひとつ、ソルベルグとブルー&ゴールドのスバルWRX STIの組み合わせを再現する。チームメイトとなるデイビッド・ヒギンズ、ARA参戦に復帰する初代王者のトラビス・パストラーナという心強いラインナップに加わり、米国でのラリーデビューに臨む。

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オリバーは現在17歳だが、すでに国内外のラリーやラリークロスでキャリアを積み始めており、最近ではクロスカートレースのラリーXノルディックのタイトルを獲得。さらに、ヨーロッパのラリーイベントでも勝利を挙げているほか、史上最年少で世界ラリークロスのスーパーカー部門への参戦も果たした。2019年シーズンは、英国出身のアーロン・ジョンストンをコ・ドライバーに迎え、ARA全8戦中、6戦に参戦する。

「父がWRCチャンピオンになった時、僕は2歳だったけれど、ブルーとイエローのレーシングスーツに身を包み、同じ色のマシンをドライブする父を誇りに思ったことを、とてもよく覚えている。今でも、ベッドのシーツはスバルのものを使っているくらいだよ(笑)」

「僕にとって、同じスバルという名前を掲げるチームで同じ色のウェアを着るチャンスに恵まれたのは、信じられないこと。この機会を与えてくれたスバル・モータースポーツUSAに、心から感謝したい」

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ソルベルグ/ジョンストン組のシーズン初戦は、3月15−16日、ミズーリ州で開催される第2戦の100エーカーウッドラリーとなる。ここでは、ARAディフェンディングチャンピオンであるヒギンズも初戦を迎える。パストラーナは、今季5月のオレゴン・トレイルラリー(オレゴン州/ワシントン州)、8月のオジブウェ・フォレストラリー(ミネソタ州)と2戦の参戦を予定している。

2019年ARAカレンダーおよびスバル・モータースポーツUSAの参戦ドライバー
第2戦 100エーカーウッドラリー(3月15−16日)
ミズーリ州  ヒギンズ/ソルベルグ
第3戦 オリンパスラリー(4月27−28日)
ワシントン州  ヒギンズ/ソルベルグ
第4戦 オレゴン・トレイルラリー(5月31日−6月2日)
オレゴン州、ワシントン州  ヒギンズ/パストラーナ
第5戦 アイダホラリー・インターナショナル(6月22−23日)
アイダホ州  ヒギンズ/ソルベルグ
第6戦 ニューイングランド・フォレストラリー(7月19−20日)
メイン州、ニューハンプシャー州  ヒギンズ/ソルベルグ
第7戦 オジブウェ・フォレストラリー(8月23−24日)
ミネソタ州  ヒギンズ/パストラーナ
第8戦 サスケハノック・トレイルパフォーマンスラリー(9月13−14日)
ペンシルベニア州  ヒギンズ/ソルベルグ
第9戦 レイクスペリオル・パフォーマンスラリー(10月18−19日)
ミシガン州  ヒギンズ/ソルベルグ



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