全日本ラリー新城:SS3までを終えてランサーの奴田原文雄が1.7秒差の首位 – RALLYPLUS.NET ラリープラス

全日本ラリー新城:SS3までを終えてランサーの奴田原文雄が1.7秒差の首位

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2019年全日本ラリー選手権第2戦「新城ラリー2019」は、3月16日(土)のSS3までの走行を終えて、奴田原文雄/佐藤忠宜(三菱ランサーエボリューションX)が1.7秒差で総合首位に立っている。2番手に新井敏弘/田中直哉(スバルWRX STI)、さらに新井から1.0秒差の3番手に勝田範彦/石田裕一(スバルWRX STI)が続いている。

各クラス上位選手のコメントは次のとおり。

JN1 首位
奴田原文雄

「そんなに速くないですよ(笑)。Ganpoでは5秒も負けていますから。Onikuboは以前からランサーが得意としているステージですし、それを突き詰めた感じです。ガードレールにはり付く勢いでいきましたね。気持ちよく走れました。これまでの新城にないくらい良いコンディションです。昨日の雨も一切残っていませんでした。午後もこのまま気を抜かずにいきます」

JN1 2番手
新井敏弘

「奴田原選手が速かったですね。 Onikuboのようなコースをランサーは得意としているのも確かなんですが、僕自身もひとつのコーナーで進入スピードが速すぎる局面がありました。路面のコンディションは雨も残っていなかったし、悪くなかったです。午後も頑張ります」

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JN1 3番手
勝田範彦

「う~ん、3番手ですか、もう少し行きたかったですね。なかなか厳しいです。奴田原選手が速かったですね。路面はそんなに悪くありません。マシンにも問題ないですし、いたって順調なので、午後はプッシュしていきたいと思っています」

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JN2 首位
眞貝知志

「こんなものかなぁ……という感じです。ちょっとペースは良くないんですが、今回はこれくらいで行くことになると思います。コンディションはとても良かったです。グリップもしっかりあるので、しっかり攻められる状況です。秋に道を使って、そのままグリップが残っているのかもしれませんね」

JN3 首位
山口清司

「すごく調子が良かったです。ヨコハマの新しいタイヤがすごくグリップが良くて、Ganpoも安心して走れました。Onikuboではドライビングミスもあって、かなり詰められてしまいました。午後も同じようなペースで走りたいと思っています」

JN4 首位
高橋悟志

「出来過ぎでした(笑)。去年と同じタイヤを使って、慣れていることが大きいのかもしれません。あとは比較的早い段階でテストをしたことで、クルマが仕上がっていることも理由にあると思います。道はグリップも高くて、滑ることも一切なかったです。午後もこのまま突き進みます」

JN5 首位
天野智之

「とりあえず、ベスト連続できているので、問題はありません。ウエットを想定していたんですが、タイヤを2本積んだんですが、必要なかったです。完全ドライタイヤで行けてしまうので、次は1本スペアを積んで、もう少しペースを上げられると思います」

JN6 首位
大倉 聡

「ウエットかと思ったら、完全にドライでした。セッティングを外してしまったので、サービスで修正します。舗装ラリーは感覚が研ぎ澄まされて、しっかりターマックの走りをしないと、タイムが出ませんね。ドライビングの甘さを感じました。CVTは狙った通りに走ってくれますし、去年よりクルマはかなり進化しています」

新城ラリー2019 SS3終了時点結果
1. 奴田原文雄/佐藤忠宜(三菱ランサーエボリューションX) 14:38.9
2. 新井敏弘/田中直哉(スバルWRX STI) +1.7
3. 勝田範彦/石田裕一(スバルWRX STI) +2.7
4. 柳澤宏至/保井隆宏(スバルWRX STI) +11.2
5. 福永修/齊田美早子(三菱ランサーエボリューションX) +11.5
6. 山口清司/竹原静香(トヨタ86) +43.1



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