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全日本ラリー モントレー:Vitz GRMN Rally、前戦のトラブルを克服し3位表彰台を獲得

©TOYOTA

6月7日(木)〜10日(日)、2018年全日本ラリー選手権第5戦「MONTRE 2018」が、群馬県嬬恋村を拠点に行われ、TOYOTA GAZOO Racingの眞貝知志/安藤裕一組(TGR Vitz GRMN Rally)が、JN5クラス3位表彰台を獲得した。

TOYOTA GAZOO Racingは、第4戦久万高原ラリーでは初めて走行する厳しいグラベルに苦戦を強いられたが、ラリー終了後にすべてのトラブルに対策を施し、第5戦MONTRE 2018を迎えたという。

近年ターマックラリーとして開催されてきたモントレーは今年、2001年以来17年ぶりにグラベルラリーとして開催された。そのルートにはターマックSSや、ターマックとグラベルのミックス路面のSSも含まれており、ドライバーの眞貝選手は「昨年までのモントレーとはクルマの走らせ方がまったく違います。気持ちのうえでは新しいラリーに参戦するつもりで走ります」と、スタート前に意気込みを語った。

SS1をクラス2番手タイムで走行した眞貝選手は、SS2ではベストタイムを記録。続くSS3でも連続ベストタイムを刻み、JN5クラスのトップに浮上する。サービスを挟んだ午後のセクションではライバルの先行を許すが、それでもトップから15.2秒差の3番手で初日を走り切った。雨となった2日目は今後のラリーに向けて貴重なウエット路面における経験を蓄積し、クラス3位でフィニッシュ。第3戦ラリー丹後以来となる表彰台を獲得した。

豊岡悟志(チーム監督)
「眞貝選手、安藤選手がグループR規定の車両相手に互角に競ってくれたのは非常に励みになりました。また、今回、宮本チーフが最終日以外不在でしたが、中堅メカニックが普段以上の力を発揮しリーダーシップを取って一生懸命サービスを回している姿に成長を感じるとともに、任せる事の大切さを私も勉強できました。細かな点ですが、これも、いいクルマづくりにつながる私達の活動の大きな目的です」

TOYOTA

宮本昌司(チーフメカニック)
「まだ優勝争いができるレベルとは言えませんが、上位陣と同じ土俵で戦えているという手応えはあります。ただ、まだまだ課題もありますし、これから詰めるべきこと、できることがたくさんあると思います。最終日の最終セクションでは、今後のラリーも視野に入れ、ヘビーウエットを想定したタイヤを装着して走ってもらいました。北海道や福島では厳しいコンディションになる可能性もあります。さまざまな天候、コース状況の下でタイヤを変えた時の車両特性を知ることは、チームにとってはとても貴重な経験になったと思っています」

佐々木良典(GR開発統括部)
「前戦の久万高原ラリーが残念な結果に終わった後、トラブルの原因を特定し、その対策を施してきました。さらに、今回のラリーに合わせて、より走りやすくするためにサスペンションを改良しています。結果としてトラブルも起きず、完走できたことをうれしく思います。初めてウエットグラベルを走りましたが、SSによってはJN5クラスのベストタイムも獲得できましたし、総合で予想以上にライバルと戦えていたことも大きな経験です。我々が目指している方向が間違っていないという事だと思います。しかしながら優勝を狙うためには、ここから先が難しいと思っています。我々が目指す山のレベルはまだまだ高いです」

眞貝知志(ドライバー)
「ラリー前はライバルに対してまだ苦戦するかもしれないと予想していたのですが、ラリー序盤をリードする走りを見せることができました。TGR Vitz GRMN Rallyの進化が思った以上に早いことに、私自身も驚いています。ただ、このラリーカーは完成形ではありませんし、やれることは今後もたくさんあると思っています。相手にジリジリ離されてしまう場面もありますから、ライバルと同じレベルで戦い続けられるよう、これからも引き続きハードワークを続けていきます」

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MONTRE 2018 JN5クラス最終結果
1. 小濱 勇希/馬場 雄一(シトロエンDS3 R3-MAX) 1:18:19.3
2. 横嶋 良/木村 裕介(プジョー 208 R2) +10.7
3. 眞貝 知志/安藤 裕一(TGR Vitz GRMN Rally) +23.9



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