プロドライブがMINIのラリー用エンジンを開発 – RALLYPLUS.NET ラリープラス

プロドライブがMINIのラリー用エンジンを開発

 

プロドライブが、BMWモータースポーツと共にMINI用1.6リットルターボエンジンの高パフォーマンスエンジン開発に取り組んでいることを明らかにした。

プロドライブのレースエンジンチームは、この8年間、アストンマーチンのレーシングカー用エンジンの開発責任を担っているほか、ル・マンでも優勝したフェラーリ550、英国ツーリングカー選手権を制したフォード・モンデオも手がけている。チーフエンジニアのジェイソン・ヒル(写真)が率いるこのチームは、2013年ダカール・ラリーのエンジンも開発。現在ヒルは、1.6ターボエンジンを開発しているBMWモータースポーツ(ドイツ・ミュンヘン)のエンジニアと協力しての作業に取り組んでいるという。このエンジンは、MINIのラリーマシンとBMWのワールドツーリングカーに使用される。

「MINIのユニットは非常に強力で、1.6リットルエンジンの出力を増加させる余地が十分にある」とヒル。「エンジンのカリブレーション、ターボコントロール、トランスミッションのコントロール方式をリファインし、現状のハードウェアをより有効的に活用させた。しかし、長期的には、BMWモータースポーツと共に新しい改良パッケージを製作し、メカニカル面でも多くの改良を施していく。来年の早い段階で、パフォーマンス面での大きな前進を目指す」

プロドライブのWRCチーム代表、デイブ・ウィルコックによれば、このエンジンは現在、MINIジョン・クーパー・ワークスWRCの開発における鍵となる部分だという。
「シャシーは非常に優れていて、グリップが低いコンディションでは明確にそのパフォーマンスを発揮してきている」とウィルコック。エアロもうまく活用できており、マシンはタイヤに優しい。こうしたエリアのリファインも続けているが、さらにパワーを得られれば、自動的にSSタイムもよくなる。エンジンに関してはまだ余力があることが分かっている。上位に上がることもできるパフォーマンスを目指すには十分の力を持っており、初イベントでの勝利も可能だ」とウィルコック。

「レースチームでは、ジェイソンと10年以上も一緒に働いている。モンデオ、フェラーリ550、アストンでいいリザルトを出した時は、いつも我々のエンジンを使っていた。ル・マンのようなイベントでもエンジンのパフォーマンスは注目されており、ジェイソンのエンジンはこのイベントを3回も制しているんだ」

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